秋元康が手掛ける究極のアイドルグループを目指すオーディション番組『ラストアイドル』(テレビ朝日系)が8月12日深夜よりスタートした。一方で4月29日の“代々木アニメーション学院 Presents 指原莉乃プロデュース声優アイドルオーディション”最終審査に合格して結成したアイドルグループ「=LOVE(イコールラブ)」が8月13日に初の握手会イベントを行った。
AKB48グループや坂道シリーズをプロデュースする秋元康と、彼のもとで育ちプロデューサーとしても手腕を発揮する指原莉乃による2つアイドルグループの動きが気になるところだ。

第1回目の『ラストアイドル』は応募総数約5000人から選ばれた7人が初回メンバーとして出演、センターポジションには“AKBグループ第1回ドラフト会議”の候補生経験者である間島和奏(まじまわかな)が立った。他のアイドルグループと兼任OKというのも大きな特徴で、長月翠は下北FMアイドルライブ情報部☆の番組からデビューしたアイドルグループ・オープニングシスターズのメンバーでもある。メンバー7人が自己紹介をした後に早速チャレンジャーが登場して、メンバー入れ替えバトルの対戦相手を指名する。現れたのは青森のご当地アイドルグループ・りんご娘のリーダー王林だった。

王林は7人のなかから「立ち位置3番の小沢愛実さん」と指名した。
小沢愛実は初期メンバーで最年少とあり、自身も「絶対に指名されると思っていた。一番オドオドして見えるので来ると思っていた」と明かす。ちなみに王林は19歳なのでこのビッグチャンスに賭けており、14歳の小沢はこれからもいろいろな可能性があると考えて指名したという。次回はこの2人が対戦してメンバーの座を争うこととなる。

指原莉乃は13日、『指原莉乃(345__chan)ツイッター』にて=LOVE初イベントでメンバーの表情をアップしつつそれぞれの印象をつぶやいている。12人のなかで「みんなの推しメン。
みんなのお姉さん。わたしも写真保存しながら、みりにゃ~~ってなった。尊い」と評すのが大谷映美里だ。

彼女はアイドルグループ・アキシブprojectのメンバーだったが、昨年の4月17日に卒業した。当時からのファンも多く、初イベント前の8月11日に『=LOVE_official(Equal_LOVE_12)ツイッター』で「みりにゃこと大谷映美里です…今からわくわくしています! また皆様にお会いできるのをとっても楽しみにしています」とツイートしたところ「素直に、みりにゃ可愛いと思ってたから会いたいw」「大地揺るがす可愛さだな…」「あいも変わらず好きです」と多くの反響があった。

=LOVEは9月6日に1stシングル『=LOVE』をリリースしてメジャーデビューすることが決まっており、ラストアイドルは12月まで残ったメンバーによりデビューするという。
指原莉乃によりアイドルらしく可愛い雰囲気を感じさせる=LOVEに対して、これから生き残りを賭けたバトルが続くラストアイドルは悲壮感さえある。カラーの違う2グループが年末にかけてアイドル界にどのような刺激を与えてくれるか注目したい。

画像は『=LOVE_official 2017年8月11日付Twitter「【意気込みコメント】みりにゃこと大谷映美里です。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉