HKT48の指原莉乃が8月25日放送のNHK情報番組『あさイチ』に生出演した。MCの“イノッチ”こと井ノ原快彦は、NHK全国学校音楽コンクール(Nコン)の課題曲であるAKB48の『願いごとの持ち腐れ』を指原がメンバー35人と練習するシーンを見て彼女のコミュニケーション力に「いいなと思った…」と感心していた。
そんな2人が視聴者からの相談で意気投合する。

Nコンで中学校の部の課題曲となった『願いごとの持ち腐れ』をAKB48も合唱バージョンで練習を重ねた。その初練習では声楽家・合唱指揮者の辻秀幸先生が「ソプラノ」「メゾソプラノ」「アルト」の3パートに分けることから始まった。先生が「低い声が出る人がいないので…」と切り出したところ、指原が「私、別に下でもどこでも下手なんですけど!」と立ち上がる。「どこでも下手? そんなことを威張ってもらっても困る」と苦笑する先生に「どこでも下手なのでどこでも大丈夫です」とアピールした。

そこで指原に「あ~あ~」と発生させてチェックした先生は「けっこういけますね」とアルトに入れた。
そのやりとりが「じゃあ一番下のパートお願いしますね。でもけっこう難しくなってます」「え~! 私ハモれないタイプです」「大丈夫、他のパートがハモるから」「本当? じゃあ大丈夫」「さっしーにハモらせようなんて、そんな偉そうな人はいないでしょう!」「言うよね~、先生言うよね~!」とまるでバラエティのトークだ。

練習風景のVTRを見て有働由美子アナウンサーが「先生とのやりとりも敢えてのタメ口みたいな感じ?」と聞いたところ、指原が慌てて真相を明かした。「信じられないほど先生がボケまくるんですよ」と終始大変だったことを力説すると「ガハハハ」と井ノ原が爆笑、「先生もさっしーの突っ込み待ちをしてたんだよ」という。彼は指原が「分かる分かる」「つかめた!」などと自分に言いつつ先生にも向けていたのを見逃さず「上手いんだよさっしーが!」「いいなと思った、誰も傷つかないなって」と感心しきりだった。お互いにグループのムードメーカー的存在である2人は似たようなところがあるようだ。


指原莉乃に寄せられたお便りを紹介していると、10代の視聴者から「本当の友だちってなんなんでしょう? 悪いことはあかんよと言ってくれる人? 友だちがあまりいないので…いつもぼっちなんです」という相談があった。

指原自身「友だちがいないタイプだから分かんないな~」と悩みながら「要らないんじゃ…」と口にしたところ、「いなくてもいいよ」と井ノ原快彦も共感する。「いなきゃいけない、みたいなのが多すぎる!」という井ノ原の言葉に、今度は指原が「そうそう! 結局、そういう人も本当の友だちはいないですから!」と同調、さらに井ノ原が「本当の友だちって何かも分かんないで“友だちだ”って言いすぎ!」とぶっちゃける。

有働アナが「ぼっち」について聞くと「ぼっち最高じゃん!」と井ノ原。指原は「私も(ぼっちで)こんなに生きやすいことないと思う」という。大きなグループで活動しながらも「友だちはあまり作らない。
自分のペースがあるから」とぼっちの良さを説明して「それで生きやすければ、全然それでいいと思います」と相談者にアドバイスした。

ちなみに『あさイチ』のインスタグラムに投稿するため有働アナが「インスタ映え」するコツを指原に聞いたところ、「まず、この写真は“局内”すぎます! NHKはインスタ映えしませんから」とダメ出しされバックの大切さを教わった。また自撮りでは、光が当たるように光源との位置や角度を工夫することも必要だという。有働アナがこれから投稿するインスタショットに注目だ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉