オーディション番組『ラストアイドル』で暫定メンバー7人のうち、立ち位置4番の安田愛里(18)が9月2日深夜の放送で挑戦者に指名された。対戦に向けてそれぞれが意気込みや心境を話すなか、安田の口から思わず所属事務所・サンミュージックへの不満が漏れる場面があった。


挑戦者は現在アイドルグループTokyo Rockets(東京ロケッツ)でセンターを務めている朝日花奈(20)だ。彼女は安田愛里を指名した理由の1つとして「自分が所属しているのは小さな事務所なので、大手事務所(サンミュージック)の方に負けられないという気持ちがある」との趣旨を話しており、反骨心もあるのだろう。

それに対して安田は「確かに大手ですけど」としながら「今はお笑いに力を入れていて、(アイドルにとって)環境が恵まれているかといったら(あなたの事務所と)あまり変わりはない」とぶっちゃけた。安田は至って真面目だがスタジオからは笑いが起き、司会の伊集院光は「そうだね、カンニング竹山とかカズレーザーがものすごく幅を利かせ始めてるよね!」とうなずいた。

パフォーマンスバトルで朝日花奈は大好きな楽曲『やさしさに包まれたなら』(松任谷由実)、安田愛里は『ありふれた言葉』(きのこ帝国)を歌唱した。審査員の竹中夏海は勝者に安田を選び、朝日には「挑戦するのは安田ではなかった気がする。
真逆のキャラクターなので代わりに入ることが想像できなかった」との趣旨で理由を伝えている。

朝日花奈は15歳でアイドル活動をスタートし、これまでに4グループを渡り歩いた苦労人である。今は週に2回お好み焼き店でアルバイトをしながらTokyo Rocketsの活動を続けており、今回の『ラストアイドル』は兼任ができることから挑戦したという。安田には敗れたが“2ndユニット”への可能性は残っており、本番を終えてスタッフが気持ちを確かめたところ「そっちのセンターで」と微笑んだ。

画像は『安田愛里 2017年8月27日付Twitter「見てくださりありがとうございました」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉