天皇陛下 「生前退位」の意向と報道 平成が終わると衝撃が走る

天皇陛下 「生前退位」の意向と報道 平成が終わると衝撃が走る

天皇陛下が生前のうちに皇太子さまへ天皇の位を譲る「生前退位」の意向を示したと、NHKが報じた。陛下は高齢ながら国事行為など多くの公務をこなしているが、今後年を重ねていくなか、公務を大幅に減らしたり代役を立てることは望まれていないという。NHKニュースによると、天皇陛下は数年以内の譲位を望まれているという。宮内長側は報道を否定したようだが、ネット上では「平成じゃなくなる」などと大騒ぎに。

天皇陛下の「生前退位」報道にネット大騒ぎ!

天皇陛下が生前のうちに皇太子さまへ天皇の位を譲る「生前退位」の意向を示したと、NHKが報じた。天皇陛下が退位して皇太子さまが即位すると元号が変わるため、数年以内に平成から新たな元号になる可能性がある。ネット上では突然の報道に「東京オリンピックの時は新年号なのか!」などと大騒ぎになっている。






【続報】その後、今回の報道について宮内庁側は否定したと朝日新聞、毎日新聞が報じている。
宮内庁次長は全面否定「報道の事実一切ない」 生前退位 - 朝日新聞デジタル
天皇陛下「退位」意向 宮内庁は否定 - 毎日新聞

生前退位の意向は5年前からか

NHKの報道によると、天皇陛下が生前退位の意向を示されたのは5年前からと関係者は明かしているという。「象徴としての務めを果たせるものが天皇の位にあるべきで、十分に務めが果たせなくなれば譲位すべきだ」という考えが一貫してあったと報道している。

皇室典範の改正必要

スポニチアネックスの記事では、「政府関係者は、生前退位の意向を踏まえ、皇室典範の改正が必要になると指摘した」と報道。現状の皇室典範の第4条では「天皇が崩じたときは、皇嗣が、直ちに即位する」とあるが、生前退位に関する記述はないとう。

海外ではローマ法王のベネディクト16世が「生前退位」

海外でも「生前退位」の事例はある。ローマ法王のベネディクト16世は13年2月に退位し「名誉法王」という肩書きになった。同年にオランダのベアトリックス女王が王位を皇太子に引き継いだ。

心配される天皇陛下の体調……

天皇陛下は2012年に心臓の冠動脈バイパス手術を受けられた。術後は順調のようだったが、終戦記念日の全国戦没者追悼式で、陛下は段取りを間違えられることがあったという。
82歳の誕生日を前に開かれた記者会見では、「私はこの誕生日で82になります。年齢というものを感じることも多くなり,行事の時に間違えることもありました。したがって、一つ一つの行事に注意深く臨むことによって,少しでもそのようなことのないようにしていくつもりです」と自身の老いについて率直に語られていた。

もし天皇が退位されたらどうなる? 祝日が増えるかも?

現在、昭和天皇のお誕生日である「昭和の日」や、今上天皇のお誕生日である「天皇誕生日」といった天皇の誕生日に祝日が制定されていることから、次に即位される皇太子の誕生日が祝日として制定されるのでは?とネットで話題に。




思わぬ余波も……「Hey!Say!JUMPはどうなるの!?」




仲睦まじい天皇陛下と美智子さま 「寂しいけど、ゆっくり過ごして欲しい」という声も

皇族記者の中でもお互いを思いやる両陛下の姿を目にする機会も多いようで、度々多くのメディアで仲睦まじいお二人の姿が報道されている。いい意味で"皇族らしからぬ"おちゃめな面もある両陛下のファンも多く、今回の退位報道に関して「ゆっくり休んで欲しい」との声も出ているようだ。




【追記】宮内庁が全面否定「報道の事実一切ない」

その後、取材に応じた宮内庁の山本信一郎次長は生前退位に関する今回の報道について、記者の前で全面否定。「宮内庁全体でそのようなお話はこれまでなかった」と記者の前で説明したと朝日新聞、毎日新聞が報じている。
宮内庁次長は全面否定「報道の事実一切ない」 生前退位 - 朝日新聞デジタル
天皇陛下「退位」意向 宮内庁は否定 - 毎日新聞

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