大手門を発売元とする観光土産品のそばについて、中国産玄そばを原材料とするそば粉を使用しているにもかかわらず、「そば粉(国産)」と表示するとともに、原材料として小麦粉を最も多く使用しているにもかかわらず、そば粉の使用量が多いことを示す表示をするなど不適正な表示をして販売されていたことが判明。兵庫県は大手門に対し、正しい表示への訂正や社内管理体制の整備などの再発防止策実施を求める改善指示を行った。

県によると、大手門は「出石そば生めん包丁切り」について、中国産玄そばを原材料とするそば粉を使用しているにもかかわらず、原材料名に「そば粉(国産)」と表示、また原材料のそば粉と小麦粉の比率が3割対7割であるにもかかわらず、そば粉の割合が多いと誤認させる「そば粉、小麦粉」の順に表示、さらに実際に使用した原材料(食品添加物等)の表示を行わず、あるいは使用していない原材料(山いも)の原材料名表示を行って、少なくとも2009/01～2009/12までの間に、小袋(160g入り)にして44,000袋を一般消費者向けに販売していたという。現在大手門は、「出石そば生めん包丁切り」の取り扱いを中止している。(R+編集部)
【発　表　日】2010/02/10
【企　業　名】大手門
【キーワード】偽装表示、産地偽装、蕎麦、ソバ、そば、JAS法
【 ジャンル 】食品
【 関連情報 】
http://web.pref.hyogo.lg.jp/contents/000146821.pdf

【お問い合せ】
兵​庫​県 ​健​康​福​祉​部​生​活​消​費​局​消​費​生​活​課
TEL ​0​7​8​-​3​4​1​-​7​7​1​1
F​A​X ​0​7​8​-​3​6​2​-​4​0​2​2

■詳細はこちら
■その他の情報はこちら