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十字ボタンを作った男! ゲームの神様「横井軍平」を知っているか?

2010年8月24日 11時00分 ライター情報:米光一成

ゲーム&ウォッチがズラっと!

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「十字ボタン」「ゲームボーイ」「ラブテスター」「ゲーム&ウオッチ」「レーザークレー」「ドンキーコング」「くねっくねっちょ 」「ウルトラマシン」「タイムショック」……。
ゲームマニアじゃなくても、誰だって、どこかで触れているに違いない「遊び」を生み出した男、横井軍平。
その展示会が開催中だ。
場所は「原宿VACANT」。
竹下通りを抜けて、もうちょい先。
【「横井軍平展 -ゲームの神様と呼ばれた男-」】
期間:2010年8月18日~29日
時間:平日13時~21時、土・日12時~21時
(最終日のみ18時まで)
入場料:300円(税込)

展示スタイルも、すばらしい。
実際に触って遊ぶことができるものも有り!
「ゲーム&ウオッチ」が全て電源が入った状態で展示されている!
しかも写真撮影OKなのだ。

軍平展の関連イベントとして、8月21日(土)に「私たち、僕たちの横井軍平」というトークショーが行われた。
最初は、牧野武文(『横井軍平ゲーム館 RETURNS』『ゲームの父・横井軍平伝 任天堂のDNAを創造した男』)と田中宏和(軍平さんの元で働いていたクリエイター)のトーク。

牧野「部下への優しさとプレッシャーってどうでしたか?」
田中「プレッシャーはなかった。オープンで自由」
牧野「でも、仕事してるわけですよね?」
田中「やぁ、ここは、ほんま会社かなと思うぐらい」
牧野「でも、プロデューサとして目を光らせてたのでは?」
田中「うーん光らせてなかったなー」
牧野「でも、そうじゃないと仕事にならないですよね」
田中「いや、全部あそびだった。仕事だと思ってやったことがない」
当時のゲーム開発現場を知ってると「全部あそびだった」という感覚は「そうそう!」ってすぐ共感できるのだけど、知らない人には「それでだいじょうぶなの?」って印象を与えるようで、牧野さんのネバりが楽しかった。

他にも、当時のモノヅクリの現場を伝える発言がいくつも飛び出した。
『レッキングクルー』作ってたころとか、まだ(職種が)細分化されてない。絵も音もプログラムも作ったり。音だけを考えるということはなかった」

「開発は20人ぐらい。工作室でスイッチ作ったりツール作ったり。ゲーム&ウォッチも手作りですよ。横井さんは、プロデューサーになっても、ひたすら作っては壊してた」

「トランプさえ売れてたら大丈夫やねん、って冗談で言ってた。でも、金と切り離された開発というのがビッグバンのキーだったと思う。

ライター情報

米光一成

ゲーム作家/ライター/デジタルハリウッド大学客員教授。代表作「ぷよぷよ」「BAROQUE」「想像と言葉」等。

URL:Twitter:@yonemitsu

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