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これはガチ。ディー・エヌ・エー主催のゲーム業界就職説明会レポ

2015年5月20日 10時50分 ライター情報:小野憲史

ゲーム業界志望の学生350人以上が集結!さまざまな出会いがあった「HEAT渋谷」

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◆就活のアレコレをガラガラポン! 学生と企業と学校の関係を再発明する「HEAT渋谷」レポ

ゲーム業界に就職するには、どうしたら良いんでしょうか?

答えは簡単で、エントリーシートを送って会社説明会に出席して筆記試験を受けて面接を受けて・・・他の業界と同じなんですね。あえて言えば、企業によってポートフォリオ(作品集)やゲームの企画書、デモプログラムなどを送付する必要があるくらい。ゲームはマンガやアニメなどと違い、社員クリエイターによって制作されるからです。

ところが、いわゆる「新卒一括採用」スタイルが社会全体で制度疲労を起こしているのはご承知の通り。ゲーム業界でも一部の大手ゲーム会社に求人が集中する一方で、大多数のゲーム開発会社は社名すら認知されず、応募数が乏しい現状があります。地方の学生にとっては、説明会ごとに上京するだけでも相当な負担です。

そこで、こうした状況を打破すべく、ゲーム会社10社と大学・ゲーム専門学校8校が参加した合同説明会「HEAT渋谷」が5月16日に開催されました。旗振り役はソーシャルゲーム大手のディー・エヌ・エーで、会場も渋谷ヒカリエの本社で実施。当日はゲーム業界志望の学生350人以上が参加し、賑わいを見せていました。

フロアは企業説明会&学生のポートフォリオ講評会エリアと、企業や学校単位に区切られて、詳細な説明や面談などが受けられるエリアに分かれていました。学校ブースでは企業の担当者がポートフォリオをチェックし、気になった学生に直接コンタクトをとる姿もちらほら。企業・学生共に、さまざまな出会いがあったようです。

またイベントの最後には、リズ磯野貴志、ランド・ホー塚本昌信、ヴァンガード杉山智則、アールフォース・エンターテインメント横山裕一が登壇し、ディー・エヌ・エー馬場保仁のモデレートでパネルディスカッション「社長トーク」を実施。歯に衣着せぬ本音トークが炸裂し、学生に対して熱いメッセージが投げかけられました。

パネルの内容さることながら、一番のポイントは各社が「新卒一括採用」ではなく、優秀な人材なら新卒・既卒の区別なく、いつでも採用する「通年採用」を行っていたことでしょう。大手企業は別として、中小のゲーム会社では一般的なのですが、学生にはいわゆる「就活」イメージがあるのか、新鮮に映ったようです。

また希望する人材像についても「主体的で利他的で誠実な人。そのうえで最低限の技術がある人」(杉山)、「会社の理念が共有できてゲームが本当に好きな人」(塚本)、「メンタルが強い人」(磯野)、「お客様の顔をリアルに思い浮かべられる人」(横山)など、技術面よりも人格面や基礎力を重視する声が目立ちました。

ライター情報

小野憲史

主夫ときどきゲームジャーナリスト。趣味でNPO法人IGDA日本代表

URL:Twitter:@kono3478

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