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ゲーム業界就活イベント「HEAT」で内定ゲットした学生と企業に深掘りしてみた

2015年12月25日 09時50分 ライター情報:小野憲史
ゲーム業界は社員クリエイターが中心であること。就活スタイルは他業界と変わらないこと。大手企業では新卒一括採用が残っているが、中小企業では通年採用が一般的であること。新卒にはスキルもさることながら、可能性が求められること・・・。

などなど、いろいろ書きました。今年5月に開催された「HEAT渋谷〜ゲーム会社合同セミナー〜」(主催:HEAT実行委員会)のレポです。

企業と学校と学生の新しい関係性を模索する本イベントで、7月の大阪開催を経て、12月19日に第3回目が渋谷に返ってきました。
学生400人以上が参加したHEAT 3rd

企業ブースでは人事や先輩社員などが会社概要を説明

参加校によるゲームコンテスト「HEAT Dev/HEAT Art」も行われた

経営者と内定者のコンビによるパネルディスカッションも開催

会場のDeNA本社に集まったのは企業31社、学校11校、学生408人。企業ブース、学校ブースはポートレートや自分たちで作ったゲームをアピールする学生や、会社概要を説明する人事担当者、先輩社員などで終日にぎわっていました。

このHEAT、第1回目から数えると、のべ1000人の学生が参加したことになります。しかも、これがきっかけで約30名の内定者を輩出したとのこと。学生と企業の出会いの場所として、まずまずの成果が出たと言えるでしょう。

食品会社勤務を経てゲーム業界に再挑戦


家庭用・業務用・モバイルと幅広くゲーム開発を手がける、株式会社リズ(東京都中野区)。同社の新人ゲームデザイナーとして来年4月からの採用が決まり、現在は有給インターン(=入社前提のアルバイト)として働いている川西雄紀君もその一人です。
川西雄紀君(左)と磯野貴志社長(右)

名古屋出身の26歳で、中部大学環境生物科学科を卒業後、食品関係の企業に就職。その後、改めてヒューマンアカデミー名古屋校ゲームカレッジに入学し、ゲームデザインについて学んだ「第二新卒」です。過去2回のHEATに参加した縁で採用に至りました。

第1回目のHEAT渋谷では学校ブースで出展した川西君。リズの磯野貴志社長も登壇したパネルディスカッション「社長トーク」を聞き、同社に関心をもったものの、名刺交換などには至らず、悔しい思いをしたと言います。

その後、学校で開催された作品講評会にリズ社員が訪問したことで、実際に話をする機会が得られました。さらに第2回目のHEAT関西に一般参加し、リズの企業ブースに足を運んだところ、その時の社員に再会できました。質疑応答を続けているうちに、気がついたら終了時刻に。帰宅後、すぐに同社に履歴書を送付し、社長面接を受けることになりました。
新人ゲームデザイナーに必用なのは「メンタル力」という磯野社長

もっとも磯野氏いわく「線が細そうに見えたので、どうかなと思った」といいます。

ライター情報

小野憲史

主夫ときどきゲームジャーナリスト。趣味でNPO法人IGDA日本代表

URL:Twitter:@kono3478

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