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9マスの将棋は面白いのか、いきなりクライマックスで面白いよ

2016年8月30日 10時00分 ライター情報:辻本力
9マスの盤上でプレイする将棋、その名も「9マス将棋」が発売された。日本将棋連盟監修・推薦、青野照市九段考案という由緒正しき商品である。

本来、将棋の盤には81のマスがある。9マスはその1/9であり、これは三目並べ(○×ゲームなどとも言う)のマス数と同じである。言うまでもなく、相当狭い。こんな窮屈な将棋って面白いの? というのが、やる前の正直な感想だ。

「9マス将棋」の遊び方


「9マス将棋」の遊び方はこうだ。

プレイヤーは、まず全40通りの初期配置パターンから1つ選び、駒を配置する。持駒はある場合もあるし、無しの場合もある。「入門」から始まり、「初級」「中級」「上級」と、難易度は徐々に上がっていく。

基本的なルールは、普通の将棋と一緒だ。自分の駒を進め、王を詰んだ方が勝ちとなる。しかし、9マスになっていることで、異なる点もある。駒が「成る」ことのできる場所だ。

普通の将棋の場合、盤の手前から三段目までを「自陣」(自分の陣地)、相手側にとっての手前三段目までを「敵陣」(敵の陣地)とする。駒が「成る」には、敵陣に駒を入れねばならない。一方、「9マス将棋」の場合は、敵陣にコマを入れて「成る」のは一緒だが、自陣も敵陣も「手前一段」となっている。

なお、持駒を敵陣に打った場合、次に動く時に成ることができるのは、普通の将棋と同様である。

まずは「入門」編から


では、じっさいにプレイしてみよう。まずは簡単な「入門」より、以下の初期配置を。



このパターンなどは、最初に〔香〕をここ(1三)に打ちさえすれば、以降の駒の動きは、動画のもの以外あり得ない。つまり、「答え」のある配置と言えるだろう。じっさい、「入門」に関しては、付属の「遊び方ガイド」に正解手順が掲載されている。

「初級」以降は、こうした答え合わせはないので、将棋初心者は、まずここをやり込んで感覚を掴むのがよろしいかと。

やはり「上級」は手強かった


久しぶりに将棋を指す筆者のような人間でも、「初級」あたりまでは、わりあいサクサクと進む。しかし、「中級」以上になるとそうもいかない。適当に駒を進めようものなら、打つ手を無くして行き詰まってしまったりする。

例えば、以下はもっとも難しい「上級」の初期配置の1つ。配置図には「〔角〕の打ち場所を発見できるかが、勝つポイントです」とアドバイスが添えてある。つまり、自分の持駒である〔角〕をどこに打つかで、その後の流れが大きく変わるということだろう。

ライター情報

辻本力

編集者・ライター。〈生活と想像力〉をめぐる“ある種の”ライフスタイル・マガジン『生活考察』編集発行。企画立案からインタビューまで、いろいろやります。

URL:「生活考察」編集日記

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