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「血溜まりスケッチ」と呼ばれてしまうアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」

2011年1月27日 11時00分

ライター情報:たまごまご

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ピンクでキュートな魔法少女もの、に見えるのですが、付けられたあだ名は「血溜まりスケッチ」。『魔法少女まどか☆マギカ』は一体どういう作品なの!?

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昨年からネット上で飛び交っている一つの言葉があります。
「血溜まりスケッチ」
なんだその物騒な名前!
これは今放映中のアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」に対するファンの間でのあだ名(非公式)です。なぜそんなわざわざ血なまぐさいあだ名になってるのかを簡単に説明します。それが分かったらこの作品に対する興味がぐんと増すと思うのです。

まずキャラクター原案はマンガ『ひだまりスケッチ』を描いている蒼樹うめ。ファンシーかつやさしい絵柄と物語作りで話題になりました。
アニメーションを制作しているのはシャフト、監督は新房昭之「さよなら絶望先生」「それでも町は廻っている」「化物語」などなど、数多くの人気作品を手がけている会社です。「ひだまりスケッチ」のアニメもシャフトが作っています。
「他のアニメ制作会社は知らないけれどもシャフトは知っている」という人はかなり多いでしょう。というのも「化物語』では文字がうぞうぞ動いたり「ぱにぽにだっしゅ!」では実写が頻繁に出てきたりと、他では絶対やらないような実験的テクニックを駆使してアニメを作る珍しい会社だからです。
とはいえまだ「蒼樹うめ×シャフト」ならみんな納得していたんです。ああ、「ひだまりスケッチ」的にファンシーなノリの魔法少女もので萌え萌えキュンですね!と。ところがどっこいここにもう一人強烈な名前が入ってきます。
その名は虚淵玄
ネット上でこの名前が出た瞬間、広まったのが「血溜まりスケッチ」という呼び名でした。
 
虚淵玄という人について説明しておきましょう。
「ニトロプラス」というアダルトゲーム会社のシナリオライター・小説家・脚本家です。ただし「アダルトゲーム」と言っても、虚淵玄作品はシナリオの暴力的描写がアダルトな場合が圧倒的に多いです。
例えば「沙耶の唄」という作品があるのですが、キャッチコピーは「男女4人が繰り広げる恋愛ストーリー」となっています。素敵ですね。しかしゲームをプレイした人は仰天。予想の斜め上のさらに上空に展開する凄まじい作品になっています、いろいろな意味で。
その他にも様々な傑作シナリオを執筆していますがどう説明すればいいか……一言で言うとほぼ人が死ぬとでも言ったほうがいいでしょうか。狂気の中に飲み込まれるような物語に、数多くのファンが生まれました。
だからこそ、虚淵玄の名前を見た人はみんな背筋がゾッとしたのです。蒼樹うめのかわいらしい絵で誰か死ぬの!? 昨年発表されてからのファンの動揺っぷりときたら、それはもう激しいものでした。

ライター情報

たまごまご

フリーライター。「ねとらぼ」「このマンガがすごい!WEB」などで執筆中。ひたすらに、様々な女の子の出てくるマンガを収集し続けています。

URL:たまごまごごはん

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