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娘が見た父親の涙は〈映画「スイートプリキュア♪」制作者インタビュー1 梅澤淳稔プロデューサー前編〉

2011年10月28日 11時00分
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梅澤淳稔(うめざわ・あつとし)
1960年2月21日生。東京都荒川区出身。横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)を卒業後、東映アニメーション入社。演出家として数々のアニメを担当し、「ご近所物語」「神風怪盗ジャンヌ」などのシリーズディレクターを務める。2003年プロデューサーに転身。2007年「映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!」でプロデューサーとして「プリキュア」初参加。2009年「フレッシュプリキュア!」からテレビシリーズのプロデューサーも担当し、現在「スイートプリキュア♪」を手がけている。動かしていて気持ちがいいプリキュアはキュアピーチ・桃園ラブ。キュアパッションやキュアビートも捨てがたいとか

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完成披露試写会レポでお伝えしたように、いよいよ明日10月29日(土)から「映画 スイートプリキュア♪とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪」が全国ロードショー!
公開を記念して、テレビシリーズ「スイートプリキュア♪」と映画のプロデューサー、梅澤淳稔さんに聞いてきた!
ここで予習をして備えよう!


子どもたちに向けて強く伝えたい

――「映画 スイートプリキュア♪とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪」のストーリーはテレビシリーズと地続き。「プリキュア」でテレビと映画を連動させたのははじめてですね。
梅澤 テレビシリーズで4人目のプリキュア、キュアミューズの正体がアコちゃんだとわかるタイミングと、映画公開時期が重なってしまった。それなら連動させて盛り上げようというのが発想の発端です。
――映画って毎年、10月から11月ころに上映ですよね。重なってしまったというのは?
梅澤 テレビシリーズの放映スケジュールが東日本大震災の影響でズレてしまったんですよ。
――ああー……。
梅澤 映画の企画も「スイート」がはじまった2月ころには立ち上がっていて、シナリオも組み上がっていた。でも、ぜんぶ白紙にしました。
――今年3月公開の歴代プリキュア集合映画「プリキュアオールスターズDX3」では、津波のシーンがあったので、急遽そこをカットして上映していました。
梅澤 被災された方たちのなかにも「プリキュア」を好きな人はたくさんいると思います。「プリキュア」としてなにができるのかを含めて一からストーリーを考えたんです。
――公式サイトにもプリキュアたちからのメッセージ動画が上がっていました。
梅澤 プリキュアのもともとのメッセージである「絶対にあきらめない!」。この映画ではそこを子どもたちに向けてもっと強く伝えたいと思いました。


楽しい雰囲気をつくりながら、重いテーマを浮き彫りに

――ポスターにも出ている黄色いプリキュアがキュアミューズだったんですね。映画で正体を明かすのかと思ったんですけど、テレビで先に出ていて驚きました。
梅澤 テレビシリーズと時間はつながっているんですが、ストーリーは独立しているんです。
――映画を観ていないとテレビのストーリーがわからなくなることはない。
梅澤 ないですないです! いつも映していないプリキュアたちの物語、日曜日と日曜日の間。水曜日くらいの話を映画にしてみたんです。
――いままでの「プリキュア」の映画は連休中のできごとのイメージがありましたけど、こんどは平日(笑)。

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