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大流行のゲーム「人狼」を超ていねいに解説してみた

2013年4月16日 11時00分

ライター情報:杉村啓

ワーウルブズ・オブ・ミラーズホロウ(The Werewolves of Miller's Hollow)
著作権を持ったデザイナーがいないため、さまざまなスタイルの人狼が出ています。これはミラーズホロウといい、28人まで遊べる人狼です。基本的な役職は他と変わりませんが、オリジナルの役職も数多く入っています。

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フジテレビの番組「人狼〜嘘つきは誰だ?〜」やTBSの番組「ジンロリアン〜人狼〜」など、テレビ番組にまで進出を果たした「人狼」。元々はヨーロッパの古典的なゲームでしたが、さまざまな国からルールを改良したゲームが出ています。インターネットの掲示板との相性もよく、インターネット上で盛んに遊ばれることで人気に火が付き、ニコニコ動画などでもプレイ動画が出てくるようになり、とうとうテレビ番組になったり大がかりなイベントが開催されたりアプリがたくさん出ていたりしています。

でも、このゲーム。ちょっとルールが複雑だったり、特殊な用語があったり、定跡と呼ばれるようなものがあったりして初心者にはわかりにくいのも事実です。今回は「いまさら人に聞けない人狼」と題して、詳しく説明していきましょう。

■まずは基本ルールから

「ある村で、狼に食い殺された死体が見つかります。これは人狼の仕業に違いありません! でも、人狼は昼間は人間に化けているため、区別がつきません。果たして村人の中で誰が人狼で誰が人間なのでしょうか?」

ゲームの基本背景はこのような感じです。だいたいは最初に食い殺された人が司会者となり、その後の進行役となります。進行役はGM(ゲームマスター)とも呼ばれます。残りの人はランダムに配られたカード(これは他の人には決して見せてはいけません!)によって村人か人狼か配役が決まり、その通りにゲームをするのです。

ゲームの目的は、村人側は人狼を全員退治すること。人狼側は村人と同数になることになります。人狼は村人よりも数が少ない間はおとなしくしていますが、同数になると本性を現し残りの村人を食い殺してしまうのです。

ゲームは昼と夜とを交互に繰り返していきます。昼の間は村人(人狼も含む)が話し合いを行い、処刑する人(縛り首にする→吊りと言う場合もあります)を多数決で1人決めます。夜は人狼がこっそり村人を1人食い殺します。なので、昼の間に人狼を全員退治できれば村人の勝利。退治できずに村人と人狼の数が同数になると人狼側の勝利となるわけです。

話し合いにおいてやってはいけないことはただひとつ。自分が何の役割であるのかを物理的な証拠を見せて公開することだけです。つまり、ランダムに配られたカードに「あなたは人狼です」とか「あなたは村人です」と書いてあるのですが、それを見せてしまうことは許されないというわけですね。そうしないと「私は村人です。

ライター情報

杉村啓

1976年生。ライター。料理漫画研究家として様々なテレビ番組やイベントに出演していたりもします。画像はNHK-BSのMAGNET出演時の物。醤油にはまって「醤油手帖」という同人誌を作っていたらタモリ倶楽部にでることに。また、2013年末には河出書房新社より「醤油手帖」(商業版)刊行予定。IT/ガジェット系のライターとしても活動中。自由大学日本酒の先生をやっていたりもします。

ツイッター:@mu_mu_
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