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ガイナックスを辞めた理由。新作「キルラキル」トリガー大塚雅彦代表に聞く1

2013年10月3日 11時00分 ライター情報:小林美姫

キルラキル
(C)TRIGGER・中島かずき/キルラキル製作委員会

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「キルラキル」放送目前!そしてクラウドファンディングで6000万円を集めた注目作品「リトルウィッチアカデミア」を制作している新鋭のアニメスタジオ、トリガー
ガイナックスで「天元突破グレンラガン」「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」を制作したメンバーが独立し、2011年8月に設立。そしていよいよ2013年10月3日木曜日26時05分よりMBSで待望のオリジナルテレビアニメーション「キルラキル」の放送が始まります。
今回はトリガー設立の経緯から「キルラキル」までを代表取締役の大塚雅彦にインタビュー。ボリュームたっぷりの内容を2回にわたってお届けします。

ガイナックスを飛び出し、身軽さを手に入れたかった

───ガイナックスを辞めて新しいスタジオを立ち上げようと思った経緯を教えてください。
大塚 ガイナックスではわりと好き勝手に作らせてもらって縛りもなかったんですが、逆にかせがなくて、言ってしまえば「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」(以下、パンスト)のような普通は通らないはずの企画が通っちゃうんです。そうなると贅沢な話ですけど「こんな好きにやってて大丈夫なのか?」と逆に不安になってきたんです。
あと、業界的にお客さんとの交流の仕方とか、ソフトの売り方とか、いろんなことが変わっていく気がしていて。それに対応するには新しいことを始めたい。そんなとき、ガイナックスみたいな名前の知れているスタジオだとブランドイメージもあるし、やや慎重になる部分はあって。だったら新しい会社を作って、何かで失敗しても「新しい会社なんで色々試行錯誤やってます」って言える身軽さを身につけたいなと思ったんです。
ーーそれはいつ頃から考えはじめたんですか?
大塚 「パンスト」をやっているときですかね。「パンスト」はもう少し軽い企画にしようと言っていたんですけど、やっぱり本気になっちゃって。作品を作るのはもちろんいつも大変なんですけど、労力かけてこんな作品作っちゃって、たまにはいいけどずっとじゃマズイだろうと(笑)。そのためには何か作る環境から変えるべきかなと考え始めて、それでいろいろリセットする意味で「パンスト」の後の今石洋之作品をどこでどう作るのか、ということを気にし始めたんです。
───今石監督の次回作は独立してやろうという流れになったわけですね。
大塚 最初は他のスタジオで作るっていう選択肢も考えたんですが、それならガイナックスにいても一緒だろうという話になりました。

ライター情報

小林美姫

フリー編集者。ディズニー、アニメ、漫画関連のMOOK・書籍の編集や執筆など。『ボールペンで描ける!ONE PIECEかんたんイラストガイド』発売中。

URL:Twitter:@mikitty116

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