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アニメ「結城友奈は勇者である」の徹底したバリアフリー描写が凄い

2014年11月27日 10時50分 ライター情報:たまごまご
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TVアニメ「結城友奈は勇者である」
ある部分に大変凝っているアニメです。
日常は消え、少女たちはこの世界を守るために戦う。好きな食べ物はうどんです。

讃州中学校に通う女子5人が、アプリを使用して戦闘形態に変身する、魔法少女アニメ。
舞台は香川県観音寺市がモデル。
彼女たちは神樹の作った結界の中で、世界を殺すためやってくる敵を撃退していきます。

現時点では、何がどうなって戦うはめになっているのか、ほとんど明かされていません。
毎回いやーな感じのフラグが立っているので、見ていてちっとも安心できないアニメです。
 
凝っているのはどこかというと、バリアフリー描写です。
メインヒロインの一人、東郷美森は、足が動かず、車いすを利用しています。
どうしても動きに制約がでてしまう。
しかし、このアニメでは徹底的に、車いすでどこでも行けるように、現実にあるバリアフリー設備をふんだんに取り入れています。

1・移動用施設
結城友奈と東郷美森が通う学校には、階段に小型エレベーターが設置されています。
壁沿いにレーンが設置されていて、そこに車いすをのせて上にあげる仕組み。
1話でほんのちょっとだけ出てきます。あまり設置されていない器具なので、ネットでは多くの人が反応していました。

ヒロインたちの好物は、全員うどん。
東郷も、結城たちとうどんをたべに行きます。
帰りは「デイサービスセンター たすけあいのこころ」という車が来て彼女を乗せていきます。
結城友奈も、この車に乗って帰ります。
誰が手配しているのかは不明。二人が乗って帰る、という事実だけが描かれます。

2・部室のレイアウト
基本的に結城友奈が東郷の車いすを押して、学校内を移動します。
気づいたら押しているので、特に「押してあげる」「押してもらう」という会話はなし。
車いすが出やすいように、教室の扉のすぐ側が東郷美森の席なのは、細かい配慮です。

彼女たちは「勇者部」と呼ばれる、なんでも屋をやっています。
部室は、東郷美森が車いすで不自由なく移動できるようにレイアウトされています。
車いすが動きやすい配置。必要な場所すべてに車いすで移動できる。

入り口から入ってすぐ左に曲がれば、彼女がメインで使用しているPCデスクに。
そこから一旦下がってバックターンで、みんなの打ち合わせ机に。
ミーティング場所も、東郷の車いすが出入りしやすいように調整されています。
 
3・教育活動
車いすの学習で最も難しいのは、体育。
アニメ3話では水泳の時間のシーンがあります。
この時、身体障害者用プールレーンが描写されています。
プールのへりまで車いすで移動、そこからゆるい階段が水中に向かって伸びている。

ライター情報

たまごまご

フリーライター。「ねとらぼ」「このマンガがすごい!WEB」などで執筆中。ひたすらに、様々な女の子の出てくるマンガを収集し続けています。

URL:たまごまごごはん

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