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「イタリアの夢」と謎の日本人 新「ルパン三世」

2015年11月19日 10時00分 ライター情報:大山くまお
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安定したクオリティでファンの間から「ゴールデンタイムで放映すればいいのに」という声が相次ぐ『ルパン三世』。第7話はお騒がせ令嬢のレベッカとMI:6のエージェント・ニクス、そしてルパン三世の三者が絡み合う「ザッピング・オペレーション」。
「ルパン三世 PART IV Vol.1 」Blu-ray/バップ(2015.12.23発売予定)

MI:6の最強エージェント、ニクスにはこよなく愛する家族がいた。もちろん任務は家族にも極秘。家庭では思春期の娘たちに手を焼く平凡なパパだ。

そんなニクスの次女・ブリジットが売春組織に誘拐されてしまう。縛り上げられ、車のトランクに詰め込まれるブリジット。ところが、その車を銭形警部に追われていたルパンが盗んでしまった。

自分の娘が誘拐されたことを知り、娘を乗せた車を追うニクス。レベッカはレベッカで、自分の変装道具を入れたポーチを持っていってしまったブリジットを追う。そして、トランクの中のブリジットに気づいたルパンは、ブリジットをニクスに返そうとするが、それをレベッカが横取りして……。

一触即発のルパンとニクスだが、今回はギリギリで回避。シリアスなようでいて、実は能天気なツインテール娘、ブリジットをめぐるドタバタコメディーだったというオチ。

ところがラストで、ブリジットを誘拐しようとした売春組織のスカウトマンが言った「イタリアの夢」という言葉に、ルパン、ニクス、レベッカがそれぞれ反応する。コメディーのようでいて、実は今後の展開への大きな伏線そのものだったという第7話であった。

「イタリアの夢」の鍵を握る謎の日本人“浦賀”


「イタリアの夢」という言葉は、すでに第3話で登場済み。ニクスと上司が「例の件」と呼んでいるのが「イタリアの夢」である。ニクスはルパン三世を追うためではなく、この件を解決するためにイタリアにやって来ているのだ。

スカウトマンが「イタリアの夢」へ連れていってやると言ったことから売春組織を指すようにも思われるが、売春組織そのものは怒ったニクスによって一瞬で壊滅状態になっている。スカウトマンがブリジットに「とびっきりハイになれるぜ」と言ったことから、麻薬に関連する言葉なのではないかとも推測されるが、はたして真相はいかに。

一方、レベッカは「イタリアの夢」という言葉が、かつて安アパートの一室で謎の男から聞いた言葉と同じだということを思い出す。

「俺と夢をかなえよう」「何の?」「イタリアの夢だよ」

最後にニクスが見つめている写真には、先ほどシルエットだった男の顔がはっきりと写っている。
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ライター情報

大山くまお

ライター。著書に『野原ひろしの名言』『野原ひろしの超名言』(双葉社)、『名言力』(ソフトバンク新書)、『中日ドラゴンズあるある』(TOブックス)など。

URL:Fire Stone and Water

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