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「やすらぎの郷」第1週。倉本聰が本気出しすぎてヤバイ、石坂浩二をリアル元妻と元カノが奪い合い

2017年4月10日 10時00分 ライター情報:北村ヂン
若者向けになりすぎているゴールデンタイムのドラマに対抗して、「シニア世代も楽しめるドラマを」という倉本聰の呼びかけで誕生したテレビ朝日のシルバータイムドラマ枠。

その第1弾となる倉本聰・脚本のドラマ『やすらぎの郷』(テレビ朝日・月〜金曜12:30〜)がスタートした。

しかし、石坂浩二をはじめとしたド迫力のジジバ……いや、超大御所スター総進撃状態のキャストに気圧されて、見るのをためらっている人もいるんじゃないだろうか?

確かに86歳の八千草薫を筆頭に、85歳の有馬稲子、81歳の野際陽子、78歳のミッキー・カーチス、76歳の浅丘ルリ子・山本圭、75歳の石坂浩二・藤竜也、73歳の加賀まりこ……と、主要キャストはザ・高齢化社会。(撮影現場で何が起こってもいいように看護師とAEDが完備されているとか)

とはいえ『やすらぎの郷』は、シニア層に限らず、ドラマ好きだったら色んな意味で見ておいて損はない作品。今からでも追いついて欲しい!
イラスト/北村ヂン

注目ポイント1・展開が超ゆっくり


ドラマの主人公は、もうすぐ80歳となるベテラン脚本家・菊村栄(石坂浩二)。

認知症の妻を看取ってから半年が過ぎ、東京を離れてとある施設に入所しようと考えていた。

その施設というのが、長年テレビや映画の世界に貢献してきた者だけが無料で入れる老人ホーム「やすらぎの郷」。

かつて芸能界のドンと呼ばれた人が、戦後の日本を明るくしてくれたテレビ業界人へ報いるため、私財をつぎ込んで作りあげた夢のような施設だという。

半信半疑になりながらも「やすらぎの郷」に入所した菊村は、かつてテレビ業界で一緒に仕事をしてきた古い友人たちと再会する。

……と、コレが第1週・5話分のあらすじ。

今のドラマの感覚からすると信じられないくらいゆっくりとした展開だ。

第2話に至っては、石坂浩二が「やすらぎの郷」に入ることになった経緯を近藤正臣に延々と説明する会話シーンだけで終わってしまったし、第4話は施設のシステム説明で丸々1話を消化。

もちろん、会話シーンだけでもダレない脚本力&演技力あってのものではあるが、展開が早すぎて1話見逃すとストーリーを見失ってしまう最近のドラマも、これくらいじっくりとシーンを描いて欲しいと思ってしまう。

『やすらぎの郷』は、1話や2話見逃しても……いや、2週目から見はじめても十分話についていけると思うぞ!

注目ポイント2・キャスト陣がヤバイ


かつてテレビで活躍したスターたちが入れる老人ホームが舞台ということで、前述の通り、リアル・大御所スターたちが勢揃い。

ライター情報

北村ヂン

群馬県出身。ライター&イラストレーター。珍奇でバカでサブカルチャーなものが主な取材対象。「デイリーポータルZ」や「日刊サイゾー」などで執筆中。

URL:Twitter:@punxjk

コメント 24

  • 匿名さん 通報

    業界をダメにした「Jプロ」(爆)倉本さんしか書けないよ‼︎最高‼️٩( ᐛ )و

    55
  • 匿名さん 通報

    過去の出来事を彷彿とさせるキャスティング。それを受けて立つ役者さん達がカッコイイ❤️ステキです。

    47
  • 匿名さん 通報

    痛快です‼️旬の人気者を使い回す業界にウンザリしてた。金太郎飴みたいなドラマなんでもう要らない。

    36
  • 匿名さん 通報

    この解説読んだだけで面白いドラマだと思った。観たい。

    30
  • 匿名さん 通報

    出演者が豪華過ぎてビックリ⁉️二時間ドラマかと思ったわ。

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