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今夜スタート!濃厚純愛ドラマ「ごめん、愛してる」は「廃人」を生み出すか

2017年7月9日 10時00分 ライター情報:大山くまお
今夜9時からスタートする日曜劇場『ごめん、愛してる』。愛する人と母親を求める男の姿を情感たっぷりに描く愛の物語だ。
坂口健太郎、吉岡里帆の「ザ・テレビジョン」

主演は日曜劇場初主演となるTOKIOの長瀬智也。長瀬にとってストレートなラブストーリーは19歳の頃に出演した『ラブとエロス』以来とのこと(本人談)。フランクな兄貴感を武器に多くのドラマに主演してきた長瀬が孤独な男をどう演じるのか注目だ。

ヒロインは『カルテット』の有朱役でインパクトを残した吉岡里帆が抜擢された。吉岡はこれが連続ドラマ初のヒロイン役。このまま一気に主演クラスの女優に駆け上がりそうな勢いがある。

主人公を捨てた母親役は大竹しのぶ。問答無用の演技モンスターがドラマの中心にどっしりと鎮座する。8月から舞台『にんじん』で主人公の少年を演じるのだから凄まじい。

その他、母親が溺愛するもう一人の息子で無邪気な天才ピアニスト役に坂口健太郎、主人公に想いを寄せる7歳程度の知能しかないシングルマザー役に池脇千鶴、奔放な天才サックスプレイヤー役に大西礼芳(あやか)、主人公たちの秘密を知るフリージャーナリスト役に六角精児が配されている。さすが日曜劇場、今回も濃いキャストだ。

長瀬が主演なのに主題歌がTOKIOじゃない!


母親に捨てられて不遇な環境で育ち、今は韓国でアウトローとして生きる男、律(長瀬智也)。律はひったくり被害に遭った凜華(吉岡里帆)を助けるが、彼女がスタイリストを務める天才ピアニスト・サトル(坂口健太郎)は、律を捨てた母・麗子(大竹しのぶ)が溺愛するもう一人の子どもだった。

「近頃ちょっとない濃い愛の物語」と吉岡里帆が語っているように、男女の愛と親子の愛が濃密に絡み合う濃口ドラマ。2004年に韓国で制作され、『冬のソナタ』を超える大ヒット作となったドラマのリメイクとなる。放映当時はドラマのことが頭から離れない「ミサ廃人」(ミサとは「ミアナダ サランハンダ(ごめん、愛してる)」の略)を数多く生み出す社会現象となった。これまでトルコとタイでリメイクされており、中国では映画としてリメイクされている。

脚本は『ラブ・ジェネレーション』などのベテラン、浅野妙子。ここ数年は単発ドラマと映画を中心に活動していたが、久々の民放ゴールデン枠ドラマへの登板となる。演出は旋風を巻き起こした『逃げるは恥だが役に立つ』の石井康晴ら。フジテレビで『医龍 Team Medical Dragon』シリーズなどのヒット作を数多く手がけた水田成英が演出陣の一人として参加している。

ライター情報

大山くまお

ライター。著書に『野原ひろしの名言』『野原ひろしの超名言』(双葉社)、『名言力』(ソフトバンク新書)、『中日ドラゴンズあるある』(TOブックス)など。

URL:Fire Stone and Water

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