ジーンズメイトが24時間営業を廃止することを発表した。SNSなどネット上では全面的に賛同の声が上がり、中には「むしろ今まで利用していた人はいたのか?」というツッコミも寄せられている。


24時間営業していたことにツッコミ


ジーンズメイト24時間営業廃止に「今まで利用者はいたのか?」とツッコミ殺到
画像はイメージです。

ジーンズメイトは働き方改革の一環として、現在13店舗で展開している24時間営業を廃止し、5月末を目処に時短営業への切り替えを順次進めていくと発表。営業時間は7:00~23:00となる予定で、ジーンズメイトは「働き方改革や健康経営に関する国や行政の動向も踏まえ、当社も従業員が心身ともに健康で活き活きと活躍できる職場環境の整備に取り組んで行くとともに、全従業員がワークライフバランスを実現し、充実した生活を送れる様な職場環境を整えてまいります」とコメントしている。

今回の発表に対してまず上がったのが、今まで行っていた深夜営業の必要性を問う「そもそも何故24時間営業だったんだ」「服屋が夜中に営業してても大して需要ない」「真夜中に突然、ジーンズが欲しくてたまらなくなることってないでしょ」「スーツ系ならまだしもジーンズはなぁ」といった声。そして7:00~23:00の営業時間でもまだ無駄があるとの指摘も多く、「9:00~21:00でも問題ないな」「夜はともかく朝そんな早く開店する意味ある?」といった意見も。

しかし一部の層には確かに需要はあったようで、「引きこもりには最高の店だったのにな」「昼夜逆転してる仕事の時は割と便利だった」と寂しがる声がないこともない。

営業時間を短縮する業界続出


24時間の必要性があったのかという点はともかく、労働時間を短縮するという方向については全面的に支持が得られている。ここ最近はさまざまな業界が営業時間短縮へ動いており、それらに対しても消費者は好意的。

ファミリーレストラン業界では「ロイヤルホスト」が1月31日に24時間営業を廃止。すかいらーく系列の「ガスト」「ジョナサン」「バーミヤン」などでも、深夜営業をしていた店舗の約8割を深夜2時閉店、朝7時開店へと移行した。

食品スーパー「マックスバリュ」は、九州に展開する店舗の24時間営業を来年2月頃までに約30店舗減らす予定だという。

こういった動きに今までの利用者は惜しみつつも支持。「深夜のファミレスで一人で飯食べるの好きだったけど、良い事だと思う」「確かに便利でしたが、今までがおかしかったんだろう」といった声が上がっている。
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