明るい地毛を黒く染めろ! 面接官の言葉に不快感
投稿者は母親が白人で父親が日本人のハーフとのこと。初対面では「もしかしてハーフですか?」と聞かれるくらいの顔立ちで、「日本人的な特徴も持ち合わせている」。髪の色は生まつき通常の日本人より明るめの茶色だという。
この投稿者が以前に就職面接をした時、面接官が「なぜ就活するにあたって髪の毛を黒に染めなかったのか」と尋ねてきたらしい。そこで投稿者は自分がハーフであるということを説明したのだが、面接官は少し苛立った様子で「いやそれは分かるけど、どうして黒に染めなかったの?」とさらに追及してきたのだとか。
この時投稿者は「この面接官は、『就活をする学生はみんな髪の毛を黒に染める。
そこで面接官を困らせようとして、「おっしゃる通りですね! たとえ地毛が何色であろうと黒染めするのがマナーでしたね! 日本人の髪の毛の色は黒がスタンダードですからね!」「私のこの高い鼻も日本人のスタンダードではないので削らなければなりませんね! 今度手術して参りますので! あ、この身長も日本人の平均より高いので低くしなければなりませんね! いくらくらいお金かかるんだろうなぁ(笑)」と煽ってみたら、面接官から「もう結構です」と言われてしまったらしい。
この投稿には「地毛が何色かに関わらず黒染めしなければ許さないという気持ちの悪い社会」「ただの差別案件なので管轄の労働局に伝えましょう」「こういう愚かなおっさんどもがいるから、面接の時に録音しておくべき」といった企業を非難する声が多く上がっている。
髪型で第一印象はどの程度影響ある?
上記のようなケースはもってのほかだが、就活において髪型が印象にどの程度影響を与えているのか。資生堂の男性用化粧品ブランド「uno(ウーノ)」では、就活準備中の学生応援サイト「マイナビ学生の窓口」と連携して、一般企業の新卒採用面接官645人を対象に「男子就活生の髪型調査」を実施。(実施時期 2017年2月8日~2月10日)
これによると80.8%の面接官は、髪型が第一印象に影響を与えると回答。