三菱UFJリサーチ＆コンサルティングは、政令指定都市と東京都区部の21団体の住民を対象に実施した「市民のプライド・ランキング」の調査結果を6月14日に発表した。各都市200人から回答を得た。
「愛着」「誇り」「お勧め度合い」など様々な項目で福岡市が一位に輝いたことが明らかになった。
「市民のプライド・ランキング」の調査結果より
「現在お住まいの都市に愛着や誇りを感じているか」という質問では、「愛着」「誇り」ともに福岡市がトップに。「愛着」では2位に札幌市、3位に京都市、「誇り」では2位に京都市、3位に神戸市が続いた。
「現在お住まいの都市について、友人・知人に勧められるか」という質問では、「住むこと」「働くこと」「子育てすること」など福岡市は10項目中９項目で1位に。唯一、「買い物・遊びなどで訪れること」は札幌市が1位という結果になった。
福岡市と札幌市が上位を独占する中で、京都市は「趣味や教養を深めること」で2位。京都市をはじめ、仙台市や神戸市、横浜市の4市が第5位までの上位を分け合う結果に。その他には「働くこと」で名古屋市、「多様性があること」で東京都区部が5位以内にランクインしている。
「現在お住まいの都市にあてはまると思うイメージを全て選んでください」という質問では、30のイメージのうち、「伝統的」「落ち着きある」「日本らしい」で京都市が1位となった。神戸市は、「ハイセンス」「国際的」「美しい」「おしゃれ」「ロマンチック」で1位となり、2位に横浜市が続いている。大阪市は「カオス」「エネルギッシュ」、静岡市は「保守的」「ゆったりとした」で1位に。福岡市は「にぎわいある」「便利」「成長」で1位となり、都市の発展に対する市民に実感が反映された結果となった。
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