「娘の死因となった薬を違法に入手していたジム・キャリーの責任は大きい。3種の性病に感染していながら娘と交際を続け、感染させ、その挙句に“売春婦”などという不名誉な言葉で娘を傷つけ、捨てた罪は重い。」
そう主張しジムの責任を追及しようと躍起になっているのは、2年前に自殺したジムの元恋人キャスリオーナ・ホワイトさんの母親らだ。しかしこのほどジムの弁護士が法的文書を法廷に提出、そこには「ホワイトさんが全てをでっち上げた」とする驚きの内容が記されていたという。
それによると、ホワイトさんは嘘の主張をすることでジムから数億円を得ようと画策。
「つまり、彼女自身の嘘を真実に見せかけるための策略だったのです。2013年7月にも、彼女と彼女の担当弁護士はジムから金をゆすり取るべくこの記録を使用したのです。」
また法的文書によると、ホワイトさんが2013年4月22日に友人に送信したメールの内容は次の通りだったという。
「今日、これらの検査を受けてくれない? 仕事を休む必要があるのなら、お金は払うわ。」
その翌月17日付のメールには「レイアウトを見る必要があるの。彼に渡す前に修正しなくちゃ」と書かれていたとのこと。またホワイトさんはジムと関係を持った後に性病検査を受けに病院へ。「性病に感染している」と書かれた自身の検査結果と「結果は陰性」と書かれた“実は友人の検査結果”(ホワイトさんの検査結果のように偽造済み)をあわせて見せることで、ジムが彼女に感染させたと主張したというのだ。
こういう経緯から、ジム側は「ジムと出会う前からホワイトさんは性病をいくつも抱えていた」と言い、アイルランド出身のホワイトさんがグリーンカード取得を目的に結婚した夫、またホワイトさんとは仲が良くなかった母親については「ジムから金をゆすり取ろうとしている」と主張している。
ホワイトさんの死去後、一時は必死に遺族を支えていたジム。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)