複数のテスラ・サプライチェーン関係者によると、テスラが近ごろ、人型ロボット「Optimus(オプティマス)」の部品について、サプライヤー各社に具体的な調達指示を出した。中国メディア・晚点LatePost(LatePost)が報じた。

テスラは、今年9月までに生産能力を週産1000台まで引き上げ、年末までに週産2000~2500台へと引き上げるよう要求している。年末時点の週産能力から逆算すると、サプライヤー各社は年換算で約10万台分のOptimus部品をテスラに供給できる体制を整えることになる。

中国なしではコスト6倍——テスラ人型ロボットを陰で支えるサプライヤーたちの正体

関係者によると、発注に先立ち、イーロン・マスクCEOは6月末の幹部会議で、Optimusの最新バージョンを審査・承認したという。これは、開発開始から3年以上が経過した「Optimus Gen 3」が、ついに仕様が固まり、今後は大きな変更を加えず、量産の実質的な段階へと移行するとみられる。

Optimusの量産計画は、中国のサプライヤーに大きく支えられている。ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によれば、米国は人型ロボットの「頭脳」にあたるAI技術で優位に立つ一方、「身体」を構成する精密部品の製造では中国が強みを持つとされる。

「中国は頭脳、米国は四肢が不足」ーーBYD、人型ロボット開発を初めて明らかに

テスラは中国国内にチームを立ち上げ、センサー、モーター、減速機など基幹部品を手がける複数の中国メーカーを訪問し、提携に向けた協議を進めているという。三花智控(Sanhua Intelligent Controls)や拓普集団(Tuopu Group)など、テスラの自動車事業で長年一次サプライヤーを務めてきた企業も、人型ロボット向け部品の有力な担い手として名前が挙がっている。

(36Kr Japan編集部)

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