土木現場でドローンによる3D測量を自動化 東急建設・KDDIら3社、ドローンポートを活用した実証実験に成功
東急建設、KDDI、KDDIスマートドローンは、能登半島の災害復旧現場(能越自動車道穴水道路復旧工事)において、ドローンポートと3D点群生成システムを連携させた自動3次元化機能の実証実験に成功したことを発表した。

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ドローンポートを活用した実証実験東急建設は、能登半島の災害復旧現場(能越自動車道穴水道路復旧工事)において、ドローンポートを導入し、施工管理における遠隔からの現況把握の効率化を進めてきたが、これまでの運用ではドローンによる空撮を完了したのち、データ転送やアップロードにかかる手作業の工数(最大2時間)が課題となっていたという。


同実証ではKDDIが提供する「Starlink Business」を活用し、ドローンの遠隔運航から、空撮データの自動転送、および3D点群生成システムによる3D点群データ生成にいたる一連の後処理プロセスを、人手を介さずシームレスに自動連携する基本機能の動作を実証したとのことだ。

同実証の成果として、ドローンの遠隔運航による空撮完了後、撮影された数百枚の画像データがKDDIスマートドローンのクラウドシステム経由で自動的に3D点群生成システムへ転送され、解析処理が開始されるシステム連携を確認。

また、飛行後のプロセスにおいて、オペレーターや技術者が手動でのデータ移行やアップロード作業を行うことなく、3D点群データが自動で生成されることを確認したという。

自動生成された3D点群データは、現場の施工管理の実用に十分に足る位置精度であることを検証したとしている。

土木現場でドローンによる3D測量を自動化 東急建設・KDDIら3社、ドローンポートを活用した実証実験に成功
自動3次元化機能の概要3社は、同実証で得られた知見や現場における運用評価を踏まえ、同連携機能の改善や実現場への導入拡大の検討を進めるとしている。

東急建設は、競争優位の源泉に定めるデジタル技術の新たな活用を通じて、作業現場での安全性を高めるとともに、省力化を推進。

KDDIおよびKDDIスマートドローンは、同実証にとどまらず、建設業界全体への展開を見据えて開発を行っており、ドローンをはじめとするデジタル技術を活用して、施工管理をさらに効率化し、働き方改革を推進していくとのことだ。

■ 実証実験の概要

実証期間:2026年 5月18日~5月19日
実施場所:能登半島 災害復旧現場(能越自動車道穴水道路復旧工事)
使用機材:ドローンポート「DJI Dock 3」および、遠隔操作対応型のドローン「DJI Matrice 4D」を使
検証内容:ドローンの遠隔運航による空撮から、撮影データの自動転送、クラウド上での自動3D点群データ生成、およびその位置精度の検証
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