お笑いコンビアンタッチャブル」が7日、大阪・カンテレの冠番組「アンタッチャブルでやらせてもらってます」(通称「アンやら」=土曜・深夜0時45分)の番組PRで大阪・ミナミの道頓堀に駆けつけ、道頓堀川クルージングイベントを開催。クルーズ船上から山崎弘也が「(ザキヤマが)クル~~~~ズ」と叫ぶと、通りがかった約100人のファンから歓声が上がった。

 クルーズ後には“陸上”で取材会にも臨んだ2人。普段は東京での町ブラロケが多いが、あくまで関西ローカル番組。柴田英嗣は「関西に来て、手応え的なものが全然わかんなかったけど、結構集まっていただいて。『こんな大阪の方、見てくれてんのかな』と思ったら地方(愛媛)から観光で来られてる方でした」とためいき。一方の山崎は「海外の人もわざわざ来てくれたんじゃないか。ちょこちょこ国を超え始めてるんだなと」と、すれ違う船から何となく手を振り返してくれたインバウンド客を“コアなファン”だと認識したようだ。

 大阪ではつらい思い出がある。初上陸したのは1997年。カンテレが放送した伝説のネタ番組「爆笑BOOING」。観客による審査で失格した理由が「『東京弁が入ってけえへん』みたいな感じで」と柴田。山崎は、それから7年後の2004年にコンビで優勝した「M―1グランプリ」を振り返り、スケジュールの都合で東京芸人ながらNGKの舞台で準決勝に挑もうとしたところ、テレビ局サイドから「標準語だからヤだ。やめて欲しい」と言われたとも明かした。

それでもNGKに参戦したところ「信じられないくらいウケた。麒麟の川島(明)さんに『東京の芸人がNGKであんだけウケるの初めて見た』って言っていただいた」とドヤ顔を見せるまでに、大阪でも愛される存在となった。

 現在のコンビでのレギュラーテレビ番組は「アンやら」とMBSテレビ「サタプラ」(土曜・前7時30分)の2本で、いずれも大阪の準キー局制作だ。なぜ大阪で愛され続けるのか。山崎が「大阪の人は人情が深い。スキャンダルを乗り越えた柴田さんに『あんた頑張ったな』みたいな。「頑張れ頑張れ。ええやんええやん』みたいにね。柴田さんのおかげで大阪の人の心を揺さぶったんじゃないかな」と相方の不祥事をイジると、柴田はツッコまずに「それもあるんでしょうね」とポツリ。「見ず知らずのおばさま方が野菜とかフルーツくれるんですよ。『痩せてる~』って。もともとなんですけど」と大阪人の愛情に触れる機会も多いのだとか。

 デイリースポーツのS記者からは「道頓堀川のイメージ」を問われた。山崎は「阪神さんの(ファンが飛び込む)映像を見てね。阪神さんを見習ってサトテル、森下のように『お互いがホームランを打てるコンビになりたいよね』ってよく言ってるよね」とホラを吹いて、柴田に「デイリーさん媚(こ)びがすごい」とツッコまれていた。

 取材会終盤には「柴田にもギャグが必要」という話題になった。山崎は「柴田さんにはヒット作がない。私はメガヒット…いや、テラヒット作がありますからね。『来る~~~~!』の後に柴田さんができるものが見つかれば」と思案顔。柴田は「模索はしてるんですよ」と、先月に「GMO渋谷エンタメ祭2026」で初披露したコンビのコラボネタを見せた。

 山崎「(ザキヤマが)来る~~~~!」

 柴田「柴田もいる~~~~!」

 がに股でサムアップした両親指を自分の顔に向けるポーズつきだったが、報道陣は1ミリも反応しなかった。柴田は「(ライブでは)今よりももうちょっと盛り上がりました…」と反省の弁を述べるスベリ笑いでドカンと爆笑にいざなっていた。

 果たして柴田のギャグはギガヒット作となるのか。この日のクルージング、会見などの模様は「アンやら」のYouTubeチャンネルで今月下旬に配信予定。

編集部おすすめ