山村武彦防災システム研究所長、熊谷実帆アナウンサー、垣花正

ニッポン放送の朝のワイド番組『垣花正 あなたとハッピー!』(毎週月曜~木曜 朝8時~11時)に防災の日である9月1日(火)、山村武彦防災システム研究所長がゲスト出演し、直近の災害にみる教訓などを解説した。

山村所長は、浸水被害は「予想ができる」点に着目し、対策を解説。

「特にこのところ、(雨は)夜中未明に降っている。夜中未明は移動が非常に難しくなる時期ですから、特に積乱雲が夜中に発達しやすい」と最近の傾向を紹介し、今すぐに出来る対策として「浸水想定区域に住んでいらっしゃったら、水、食料、あるいはラジオ、懐中電灯や電池、バッテリーを2階に上げること」や「1階の電気は漏電に備えて切っておくこと」を挙げ、実施を呼び掛けた。

また、国土交通省が出してる「道路防災情報WEBマップ」を紹介。このサイトではアンダーパスの場所や冠水想定箇所、大雨が一定量降ると規制される場所が確認できる。そういった場所を事前に確認するなどの準備が重要だとし、「自分の近所の、自分なりの防災用の地図をもう一回作り直すイメージですね」と訴えた。

先日7月28日の熊本地震の発生後に現地に行ったという山村所長。今回の支援活動は10年前の教訓が活きていたと振り返り、「例えば、国や県が自治体の職員を応援派遣するのに、非常に早い段階で、当日の夜には国が呼びかけてますね。そしてそれを受け入れる県も、すぐにそれに対応して、協定を結んだところは直ちにそこに派遣されていた 」と評した。

しかし、唯一、「物資の流通」に難があったとし、「その自治体ごとに送った集積所、例えば氷川町の集積所には送ったんですが、その集積所から避難所に行くオペレーションがちょっと不足している」といい、集積所から避難所までの「ラストワンマイル」の重要性を説いた。「大事なのは、物だけじゃなくて、人とそのオペレーション、車とかですね、そういったものも同時に手配して対応しないとダメだなと。できれば流通のプロとか、そういった方々に、ある程度請け負って対応できるようにすることも、仕組みが大事だ」と振り返った。避難所まで来られない高齢者などに水を運ぶ活動を、ボランティア団体とプロとが連携して対応することが重要だとし、今後は、知識や経験のある自治体のOBに頼るなど、長期的な対応ができる仕組みづくりが必要だと呼び掛けた。

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