ある特定の時間に、株価が特定の動きを見せる――。相場に潜む「謎の法則」を見つけ出し、わずか1カ月で1300万円もの利益を手にした投資家・ちょる子さん。
元手240万円から4億円を築いた彼女の、驚きのトレード手法に迫ります。

『ママ投資家が育休中に1億貯めた株式投資』(ちょる子著)では、株式投資で資産を増やすためのリアルな戦略を明かしています。今回は本書から一部抜粋し、デイトレードの基本である「ローソク足」の読み解き方と、チャンスを確実に利益に変えるチャートの活用術を紹介します。

■ローソク足で投資家心理を読む
私がデイトレードで最も重要視している「株価チャート」の基本についてお伝えします。株価チャートには、株価の動きを表す「ローソク足」というものが並んでいます。

ローソク足は、ある一定期間の「始値」と「終値」を箱の形で表したものです。

陽線:始まったときの価格より、終わったときの価格のほうが高い場合につく線(買いたい人が多い)陰線:始まったときの価格より、終わったときの価格のほうが低い場合につく線(売りたい人が多い)
14時に急落、15時に急騰する「謎のクセ」をハック。4億築いたママ投資家が1カ月で1300万稼いだ手法
『ママ投資家が育休中に1億貯めた株式投資』(ちょる子著)より引用

デイトレードの場合、私は1分ごとの動きを見る「1分足」や、1日の動きを凝縮した「日足」を使い分けます。

例えば、日足が「陽線」になるということは、朝9時の市場開始時点よりも、15時半の市場終了時点のほうが株価が高かったことを意味します。

■選挙前後がチャンスになる理由
選挙前後の相場が「陽線になりやすい」ということは、市場全体に「買い」のエネルギーが満ちているということ。

私はこのエネルギーを味方につけ、片腕で抱えた生まれたばかりの娘に「ママ、頑張るよ」と語りかけながら、静かに、けれど熱くデイトレードの初陣に臨んだのです。

私が東京エレクトロン株を選んだのは、偶然ではありません。参院選にともなう日経平均の上昇期待、半導体サイクルの回復、そしてテクニカル的な値動きの軽さ……。


マクロとミクロの経済環境、そして株価チャートの3拍子が揃っていたのです。

■1カ月で1300万円稼いだ秘策
そして2019年8月、天が味方をしたとしか思えない「奇妙な現象」が起こり始めました。

毎日、14時になると株価が急落し、15時になると急上昇するというサイクルです。

なぜそんな動きになるのか? その理由は当時もいまもわかりません。市場のアルゴリズム(計算手法)なのか、大口投資家のクセなのか……。しかし、投資家にとって「理由」は、二の次です。

「実際にその動きが起こっている」という事実こそが、すべて。

私は14時の急落のタイミングを狙い、空売り(価格が下がることで利益が出る信用取引)を仕かけました。 結果は、まさに「百発百中」。

わずか1カ月ほどで収束してしまった“謎のサイクル”でしたが、私は約1300万円ほどの利益を積み上げたのです。

著者:ちょる子(兼業投資家)
2児のママ。父親の影響を受け、2011年に240万円から株主優待を目当てに株式投資をスタート。
2019年、産休・育休をきっかけに、本格的に株式投資を開始し、大型株のデイトレードに挑戦。2021年に資産1億円達成。以降は短期投資と高配当株投資に移行。2026年には資産4億円を突破。現在は育児に加えてPRやIR関連の仕事も手掛けながら投資を続けている。Xでの飾らない発信と、時おり見せる「爆損芸」も人気を集める。ダイヤモンドZAI、日経マネー、田端大学投資学部、NewsPicks、ラジオNIKKEI、日経CNBC、日経モーニングプラス、マネーのまなび、投資戦略フェアなど出演・登壇多数。
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