プロ野球クライマックスシリーズ(CS)がルール改定!下剋上が...の画像はこちら >>



 8月24日、日本野球機構はセ・パ両リーグのクライマックスシリーズのルール改定を発表した。主な変更点は以下の通りとなる。



・ファイナルステージは特定の条件下で「アドバンテージ2勝」



・「最大7試合制(5戦先勝)」が導入



 “特定の条件”とは、1位球団とファーストステージ勝者のレギュラーシーズンのゲーム差が10ゲーム差以上の場合、あるいはファーストステージ勝者のレギュラーシーズン勝率が5割未満の場合である。そして、アドバンテージが2勝与えられる場合は、ファイナルステージは7試合制となる。



 現在、セ・リーグは3位が横浜DeNAベイスターズ、パ・リーグは北海道日本ハムファイターズだが、横浜の場合は首位と10ゲーム以上(12.5ゲーム)離れている。このままシーズンが終了して、クライマックスシリーズになり、横浜がファーストステージを勝ち上がると、首位の阪神タイガースは2勝のアドバンテージを得ることになる。



 一方、パ・リーグ3位の北海道日本ハムファイターズは首位・福岡ソフトバンクホークスと8.5ゲーム差で勝率.548。現時点では適用対象外だが、今後の星勘定次第では10ゲーム差ラインに引っかかる可能性もある。



 この新制度にプロ野球ファンからは賛否両論が続出。



《下剋上日本一なんて2010年と2024年の2回のみ。14年に一度も許せんの?》



《番狂わせがあってこそのCSじゃないのか?優勝したのに下剋上くらいそうとかビビってるんならCSなんてやめちまえ》



《半年かけてリーグ戦やって順位が出ているのだからCSは要らないでしょ。日本はアメリカと違って同一リーグ内で地区に分かれていないから、 開催の意義がわからない》



 プロ野球の醍醐味である“下剋上”の可能性が薄まることを危惧する声や、CS不要論も飛び出た。



 CSの制度設計については、これまでもプロ野球関係者からも意見は出ていた。



 前阪神タイガース監督の岡田彰布氏は2025年に雑誌の取材で「(圧倒的な差でリーグ優勝したのに)アドバンテージが1勝って、これでええと思うか?」と答えている。



 東京ヤクルトスワローズや福岡ソフトバンクホークスなどでコーチを歴任した飯田哲也氏は、雑誌の座談会で個人的な意見と前置きした上で「現状のようにアドバンテージをつけて1位チームを有利にするくらいなら、CSは廃止していいのでは......と思っています」と語った。



 座談会に同席していた元千葉ロッテマリーンズの薮田安彦氏は「CSは必要だと思います。“消化試合”がなくなり、最後まで真剣勝負が繰り広げられます」と存続に賛成している。



 これからプロ野球関係者から色々な意見が出てくるだろうが、ファンを置き去りにしない制度になってほしい。



文:BEST T!MES編集部

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