北朝鮮は12日、日本政府が原子力の最大限活用を掲げていることについて、日本国内で浮上する核保有論と結び付け、「核武装化」に向けた動きだと非難した。朝鮮中央通信が国際問題評論家リ・ミョンナム氏の論評として伝えた。

論評は「日本の高位政客の核保有主張と時を同じくした『原子力活用』政策は何を示唆するか」と題し、日本が2040年代以降を見据えて次世代原子炉の新設や研究開発、人材育成を進めようとしていることを取り上げた。

北朝鮮側は、日本政府が掲げるエネルギー安全保障や脱炭素化という目的を額面通りには受け取れないと主張。「原子力の平和的利用」の下で、日本が潜在的な核兵器開発能力を蓄積してきたとの従来の主張を繰り返した。

その根拠として、日本が大量のプルトニウムを国内外に保有し、使用済み核燃料の再処理を認められていることを挙げた。論評は日本のプルトニウム保有量を「44.4トン」とし、核物質や関連技術を背景に、日本は政治的に決断すれば短期間で核武装に踏み切れる「準核保有国」になったとの見方を示した。

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