「総理としての業務時間が確保できなくなっている」
「金曜から今朝まで、ほとんど睡眠をとっていません」
高市早苗首相は一体、何をアピールしたいのか。同情して欲しいということなのか──。
ダラダラと毎度の言い訳ばかりで疑惑に真正面から向き合わず、錯乱状態に見えるほど、おかしな答弁のオンパレードだった。
高市首相は冒頭から逃げを打った。渦中の公設秘書の陳述書を出すからそれを答弁の代わりにして欲しいと、委員長に懇願したのだ。
「質問を圧殺するんですか!」
答弁拒否を正当化しようとする高市首相に、後藤氏は怒り心頭だった。
■聞かれてもないのに長広舌
立憲民主党の杉尾秀哉参院議員の質疑では、高市首相が求めている答弁訂正について問われているのに、「他の候補者を中傷や批判したりせず、ひたすら自分の政策を訴えてきた。私の政治家としての矜持」などと約4分間にわたって長広舌。杉尾氏が「聞いてません」と制止し、委員長から「総理、端的に」「簡潔に」と注意されてもやめず、杉尾氏ではなく、NHK中継のカメラ目線でしゃべり続ける。それを何度も繰り返し、審議は2度中断した。
挙げ句に高市首相は、「あたかも犯罪であるかのようなイメージ操作をされている」と、説明責任を果たさないくせに被害者ヅラだった。
だいたい秘書の陳述書で済まそうなんてフザけた話だ。
22日は「サナエトークン」発行の違法性も俎上に載せられた。片山さつき金融担当相は、サナエトークンによる損失に関する相談が「金融庁に3件寄せられた」と明らかにし、高市首相は「暗号資産として承認したことはない」などと知らぬ存ぜぬ。だが、高市事務所の公認アカウントがXで宣伝に加担したとして、共産党の辰巳孝太郎衆院議員にこう切り返された。
「そもそも中身もわからないものに総理の事務所が手を貸した重要性を認識しているのか」「危機管理上の問題だ」
インテリジェンスの強化とかエラソーに言ってるくせに、高市事務所はお粗末すぎる。
イキったり、ブチ切れたり、感情的になりすぎる首相に、この国の舵取りを任せられないことが、あらためてハッキリした。
◇ ◇ ◇
高市陣営の一連の疑惑については、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。





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