FRUITS ZIPPER鎮西寿々歌(27)の映画初主演作『だぁれかさんとアソぼ?』(松竹)が、7月24日から公開される。試写会に出席した関係者からは「この夏のホラー作品ではピカイチ!」という声も聞かれ、その理由として、ジャパニーズ・ホラーを代表する清水崇監督(53)と鎮西の相性の良さを指摘する声が最も多かった。


「清水監督の作品に出演することは、若い女優たちのステップアップのための登龍門と言われています。2022年に『牛首村』(東映)でKōki,(23)をデビューさせ、他にも山田杏奈(25)、三吉彩花(30)の認知度を一気に高めたのは清水監督です。今回の映画も鎮西の女優としての魅力を存分に引き出しているともっぱらです」(映画関係者)


 この関係者は、『だぁれかさん~』で優秀な興行成績を残すことが条件としながらも、「鎮西はこれからアイドルから女優に本格的にシフトしていくだろう」とも付け加えた。


「24年に公開された、渋谷凪咲(29)主演の『あのコはだぁれ?』(松竹)の最終興行成績は約11億6000万円、現在公開中の板垣李光人主演『口に関するアンケート』(松竹)も、公開から3日間の興行成績は約1億5400万円と好調な滑り出しで、最終興収は8億円前後とも言われています。誰もが知る役者を使わず、将来の可能性を十分に秘めた若いタレントだけでこれだけの興収を残せるのは、『リング』の中田秀夫監督(64)と並ぶ"ジャパニーズ・ホラーの2大巨匠"と言われる清水さんならではの手腕だと思います。清水監督に見いだされた鎮西はこれからますます知名度がアップしそうです」(前出・映画関係者)


■アイドルから女優業へのシフトは自然な流れ


 ただ、「鎮西が女優として成功すれば、グループからの卒業も視野に入ってくるかもしれない」と、FRUITS ZIPPERのファンにとってはショッキングであろうこんな話を口にする芸能記者もいる。


「女性アイドルグループがどんどん増えてそろそろ飽和状態になってくるでしょう。そんな中、先日は超ときめき♡宣伝部が来年春頃をもって活動終了すると発表されました。メンバーそれぞれの将来や方向性の違いを、運営側と何度も話し合った結果だと言いますが、FRUITS ZIPPERに関してもいずれかは同じような流れになるのではないでしょうか。昨年末にNHK紅白歌合戦という晴れ舞台を踏み、今年2月に念願の東京ドームでライブ、4月から始まった結成4周年記念アリーナツアーも大好評です。グループとしての達成感が高まれば、次はソロ活動も……という動きが出てくるのは当然の流れだと思います」


 タレントの育成に詳しい芸能プロダクション関係者も次のように語る。


「FRUITS ZIPPERの所属事務所が仕掛けるKAWAII LAB.ではCANDY TUNEやCUTIE STREETといった後輩グループも順調です。

年齢なのか、それぞれの方向性がきっかけになるのかは分かりませんが、鎮西の活動が静かに女優業にシフトしていくことは自然な流れでしょう」


『だぁれかさん』は、どこまで興収を伸ばせるか。FRUITS ZIPPERのファンは鎮西の動向とともに目が離せそうにない。


(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)


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