女芸人ナンバーワンを決めるお笑い賞レース「THE W」(日本テレビ系)が終わりを迎える。7月13日、日本テレビの岡部智洋常務執行役員は「皆さんのご支援、応援記事など大変ありがとうございました。
吉本興業と日本テレビが主催、運営する同大会は2017年にスタートし、昨年まで9年連続で行われた。同局が毎年12月に決勝を生放送するなどお茶の間にも浸透し、過去にグランプリに輝いたゆりやんレトリィバァ(35)や、お笑いトリオ・3時のヒロインなど、同大会からブレークした女性芸人も数多くいる。
しかし昨今、視聴者やお笑い好きの間で、同大会のレベルの低さが指摘されることも多く、大会の存在意義自体を疑問視する意見も多く散見されていた。
その中で、昨年の同大会での場面が大きな話題を集めた。審査員を務めた霜降り明星・粗品(33)が「普段質の悪い客でしかネタを試せてない」と批評をしたことに対し、エルフの荒川(29)が、「『THE W』から出て行ってくれませんか?迷惑なんです」と噛みついたのだ。
粗品は、他にも別コンビに対し「1秒もおもしろくなかった」と言い放つなど、切れ味鋭い論評を見せたが、審査理由をきっちり説明する姿勢から笑いへの愛情が感じられると、放送終了後には"粗品の審査"というワードがXでトレンド入りした。「THE W」が、いずれ本格的なお笑い賞レースに転換していくことを期待する人たちも多かったが、番組終了は必然であったと見る向きが強いという。
お笑いサークルのようなゆるい雰囲気でやっているかのように見える、女性芸人の全体的な質の低下に対しては、視聴者だけでなく、先輩芸人からも指摘があった。2025年12月19日放送の「中川家のラジオショー」(ニッポン放送)では、「もうなくてイイんちゃいますかね」「見てられへん」と中川家の二人が語っていた。
「審査員を務めた友近さんは紺野ぶるまさんに高評価を出した際に『こっちが面白いところをちょっと探そう探そうって一生懸命になることなく、安心して見ることができた』とコメントしました。裏を返せば、他の女性芸人は面白いところを必死に探さないといけないレベルだという本音が漏れたということです」(お笑い関係者)
業界内外問わず、「THE W」の賞レースとしての真価に疑問を抱く人たちが多かったことも、同大会終了の要因になったのだろう。
「粗品さんの耳の痛いアドバイスを積極的に受け入れる視点があれば、賞レースとしても立て直しをすることができていた可能性もあります。さらに昨今は、女性もコンプラ的にデブやブスなどの容姿を武器にすることもできない中で、純粋に振り切った芸だけで笑わせるスキルの高さが求められます。そんな中での『THE W』 終了は、まさしくレベルの高い女性芸人がいなくなったということの表れとも言えるのではないでしょうか」(同)
これから若手女性芸人たちはどこに活躍の場を求めていくのか。
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「THE W」は、はっきり言って無駄だったのだろうか? 関連記事【もっと読む】芸人界隈も終了報告は1週間前…「THE W」粗品の“劇薬”が届かずも9年間は本当に無駄だったのか…では、そんなことはないという事実を伝えている。

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