女優の夏帆(35)が来年度前期のNHK連続テレビ小説「巡(まわ)るスワン」に出演することが8月4日、発表された。ヒロインの森田望智(29)が演じる生活安全課所属の巡査と交流する刑事課の巡査部長役で、夏帆は朝ドラ初出演という。


 夏帆は昨年、TBSドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」で竹内涼真(33)とダブル主演、放送中の同局系「Tシャツが乾くまで」などで好演する実力派だが、SNSでは複雑に捉える反応が少なくない。「巡(まわ)るスワン」はお笑い芸人で脚本家としても高い評価を受けるバカリズム(50)が手掛けるからだ。バカリズムは、「ブラッシュアップライフ」「ホットスポット」などヒット作を生み出しているが、ファンの間では「バカリ組」と呼ばれる“常連女優”たちの存在もたびたび話題になっているのだ。


 その筆頭が夏帆で、先の2作品ほか「架空OL日記」など、バカリズム脚本作品への出演は「巡(まわ)るスワン」で6作目。昨年10月放送のTBS系「A-Studio+」の夏帆のゲスト回で、バカリズムは「コントになりすぎないような芝居」「物凄く勘がいい」と絶賛していた。


「女優としての評価が高いのはもちろんでしょう。ただし、SNSで話題になったのは常連女優の傾向にある。同じく、本作で朝ドラ初出演となる臼田あさ美さんも常連組ですが、黒髪でボブやショートヘアが似合う、派手さよりも透明感やナチュラルさを感じさせるタイプで、バカリズムさんの妻で元『でんぱ組.inc』の夢眠ねむさんに似ている。夏帆さんは、バカリズムさんの好みのタイプともっぱらです。主演の森田さんも初起用ながら、同系タイプ。脚本家には常連を起用するケースが多く、『福田組』や『クドカン組』などがありますが、バカリ組は女性のキャスティングに一貫性があると注目されています」(女性週刊誌編集者)


 SNSでは《好みが分かりやすすぎる》《見なくても内容が分かる気がする》《奥さんと顔や雰囲気似てるよね》といった声が上がる。次いで、バカリ組に多く出演する女優が、市川実日子(48)、志田未来(33)、野呂佳代(42)、木南晴夏(40)、安藤サクラ(40)らで、実力派揃いだ。


「是枝裕和監督や三谷幸喜氏なども、信頼する俳優を繰り返し起用することで知られています。バカリズムさんも同様に、自身が描く独特の日常劇の空気感を自然に表現できる俳優との信頼関係を重視しているのでしょう。近年は佐藤二朗さんと橋本愛さんの騒動もありましたから、より“常連組”で固めた方が撮影もスムーズにいくメリットもある。一方で、バカリズム作品はコントのエッセンスを生かした群像劇が多く、主役だけでなく脇役にも見せ場が与えられる。そのため、華やかなスター性よりも、自然な会話劇を支えられる確かな演技力が重視される傾向にある。一部ではバカリ組は《華やかさに欠ける》との声も見られます。好みの問題でもありますが……」(前出の編集者)


 「バカリ組」に選ばれることが吉となるのか否か。


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 バカリズムが脚本を務めるドラマが面白い理由は、こういうことではないだろうか? 関連記事【もっと読む】売れっ子脚本家バカリズムは深夜にダベった幸福な時間をドラマで蘇らせている…では、面白さの秘密に迫っている。


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