DOMOTOの堂本光一(47)と俳優の井上芳雄(47)がホストを務める全国コンサートツアー「New HISTORY COMING ARENA LIVE―The Imperial Theatre Symphony―」が7日、東京・有明の東京ガーデンシアターで開幕した。

 「ミュージカルの聖地」として知られる東京・帝国劇場が、建て替えにより2030年まで休館することを受け、同劇場で親しまれた上演作品の名曲をコンサート形式で届ける初の試み。

00年から同劇場で主演を重ねた光一は「新しい帝劇ができるまでの間をつないで、灯火(ともしび)をともし続けたい」。井上は島田歌穂(62)、平原綾香(42)ら豪華メンバーとの共演に「稽古から皆さんの生歌が聴けて幸せ」と胸いっぱいに語った。

 ステージには、帝劇の看板やソファなどゆかりの品がずらり。序盤は、出演者9人の「帝劇に立つまで」のルーツをメドレーでたどった。ソニン(43)は“裸エプロン”のジャケット写真で話題になったソロ初シングル「カレーライスの女」(02年発売)を披露。光一と井上がフリルのエプロン姿でカレーを持ってステージを盛り上げる超レア演出でも沸かせた。

 奇跡のコラボが実現した。井上の代表作「エリザベート」のメドレーに光一が初参加。24年に終幕した光一の主演シリーズ「Endless SHOCK」メドレーには、井上らメインキャストが大集結した。光一は「レジェンドの皆さんと『SHOCK』が再現できて嬉しい。奇跡の瞬間を共にできた」と喜んだ。

 9日までの同会場での公演には、市村正親(77)がゲスト出演。

エンジニアを演じる「ミス・サイゴン」でおなじみの名曲「アメリカン・ドリーム」などを圧巻の歌唱で魅せた。市村は「感無量です。長生きして、新帝劇に絶対立つぞ!」と拳を掲げ、“帝劇魂”の継承を誓っていた。

 同公演では、7月28日発生の熊本地震各会場に災害義援金の募金箱を各会場に設置する。井上は「熊本には親戚がおり、福岡の実家も揺れたと聞いている。本当に胸が痛いです。一緒に頑張っていこうという気持ちを込めながら全国を回らせていただきます」と背筋を伸ばした。

 ツアーは、福岡・北九州メッセで9月6日に千秋楽を迎える予定。光一は「自分にできることがあればぜひ協力したい。暗い気持ちの中にある方々にも何かしら我々から元気を、ステージからお届けできたら」と被災地に思いを寄せた。

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