電気料金高騰が続くフィリピンで、省エネ性能に優れた直流(DC)モーター搭載扇風機の普及が進みつつある。現地大手通販サイト「Shopee」では、ミカタ社製のDCモーター機(モデル:MSF-1690-DC)5年保証が約2100ペソ(約5700円)で販売され、人気を集めている。
S&R(コストコの様な量販店)では4000ペソ超が主流で、ネット通販の割安感が際立つ。

その他の写真:現地大手通販サイト「Shopee」では、ミカタ社製のDCモーター機(モデル:MSF-1690-DC)5年保証が約2100ペソ(約5700円)

 最大風量時でも消費電力は27ワットにとどまり、従来の交流(AC)モーター機に比べ50%以上の節電が可能とされる。風量を下げればさらに消費電力は低下する仕組みだ。内部には純銅製ブラシレスモーターや高性能ボールベアリングを採用し、静音性と耐久性を確保している。

 フィリピンの電気料金はアジアでも最高水準にあり、冷房器具の電気代は家庭の大きな負担となっている。実店舗で流通する高価格帯製品に比べ、同機は半値で購入可能という圧倒的な価格競争力を持つ。構造を簡素化し購入者自身が組み立てる方式を採用することで、低価格を実現した。

 16インチ(約40センチ)の羽根を備え、居間や寝室での使用に十分な風量を確保する。ただし、実店舗で販売される高級機とはメーカーや仕様が異なるため、長期使用における耐久性には差が生じる可能性がある。初期投資を抑えつつ確実な節電効果を得られる生活防衛策として、家計を担う消費者の間で「賢い選択肢」として浸透しつつある。
【編集:Eula】
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