2026年6月半ば、仁川市の生活資源回収センターで資源ごみ(燃えないゴミ)の仕分け作業中、脚の一部が発見された。胎児が燃えるゴミから見つかる事例は耳にするが、成人の脚が資源ごみから出てきたのは異例だ。
脚は包帯で丁寧に巻かれ、長さは約41センチ。警察は即座に捜査を開始した。

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 当初は女性や学齢期の可能性も疑われ、地域の学校で無断欠席者や長期欠席者の確認が進められた。しかし鑑定の結果、身長161~165センチの成人のものと判明した。

 その後、仁川市内の療養病院が「誤って排出した」と名乗り出た。現在、患者と脚のDNA鑑定が国立科学捜査研究所で進められている。

 療養病院とは積極的治療を行わず、長期入院を前提に患者が療養に専念できる施設である。日本で言えば、重度の脳梗塞などで自立生活が困難な高齢者が入院する病院に近い。そもそも療養病院には手術室がなく、交通事故など緊急搬送時に限り処置が認められる。仮に未使用の手術室が存在しても違法となる。

 この病院の医師は神経外科専門医と外科専門医が各1名、漢方科医師が2名。切断手術を行えなくはないが、手術室もなく緊急搬送記録も存在しない。


 映画のような「闇病院」や臓器売買の噂はしばしば語られるが、脚の移植や切断を懲罰として行うという筋書きは聞いたことがない。ではなぜ、手術室のない病院から脚が「資源ごみ」として排出されたのか。医療廃棄物として燃えないゴミに分類された可能性はあるが、包帯で巻かれた状態は不可解だ。

 もし闇病院の存在が事実ならば、組織は次の「闇病院」を作らざるを得ないだろう。仁川で発見された一本の脚は、地域社会に重い疑念を投げかけている。
【編集:fa】
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