今回は『無限大ANANTA』のGamescom出展ビルドを、日本国内でいち早く体験できるメディア向け先行試遊会に参加しました。本記事では、試遊を通して感じた『無限大ANANTA』ならではの魅力と手触りをネタバレを避けながらお届けします。なお、以下に掲載した画像素材は試遊内容と関係ありません。
◆ステルスアクションとダイナミックな脱出劇
先行プレイでは、「重霄」を舞台にした「ストーリー体験パート」と「自由探索モード」を合計30~40分ほどプレイできました。ストーリー体験パートでは、新たに公開されたキャラクター「瓔瓏」を操作し、物語を追いながらさまざまなゲームプレイを体験できました。
序盤では敵に発見されないよう慎重に進むステルスパートが用意されているなど、周囲の状況をうかがいながら行動する場面もあります。ド派手な都市型オープンワールドRPGという『無限大ANANTA』に抱いていた印象とは少し異なる、静かな緊張感から始まる導入は意外性があり、物語への没入感を高めていました。
その後も、物語の展開に合わせて求められる操作やプレイフィールが変化していきます。探索やアクションなど、場面ごとに異なるゲームプレイが組み込まれており、短い試遊ながらも一つの体験に留まらない構成が印象的でした。静かに状況を見極める場面から、よりダイナミックなアクションへと移っていくことで、プレイを通じて物語の展開を感じられる作りになっています。
特に注目したいのは、場面転換をムービーだけで処理せず、プレイヤーに異なる操作を求めている点です。
今回のような密度の高い物語体験が、ほかのキャラクターやストーリーでも味わえるのであれば、「いくつもの「顔」で、都市を生きる」という本作のコンセプトは、自由探索だけでなくストーリー面でも大きな魅力になりそうです。
◆中国の農村を思わせる「龍栖村」を自由に散策
「自由探索モード」では、緊張感のあった「ストーリー体験モード」とは打って変わり、「重霄」の田舎町「龍栖村」を自由に歩き回ることができました。現代中国の農村を思わせる本エリアは、山と茶畑に囲まれたのどかな景観が印象的で、村を歩けば人々が行き交う様子も見られます。
なかでも中国らしさを強く感じたのが、お茶を軸とした風景です。フィールドには茶葉を干す光景が点在しており、村の名物であるお茶が日々の営みと結びついていることが伝わってきます。さらに、素手で釜の中の茶葉を混ぜながら炒るミニゲームまで用意されており、中国では身近な製茶風景なのかもしれませんが、私のような日本のプレイヤーからすれば、ゲームを通じて異国の文化に触れられる新鮮な体験がありました。
龍栖村で印象に残ったのは、観光名所のような分かりやすいイベントではなく、村を歩いているうちに人々の営みが自然と目に入ってくる点です。茶葉を干す人の姿や一面に広がる茶畑を見て「お茶が有名なのかな」と想像していると、実際に製茶のミニゲームを見つけることができ、景観から受け取った印象が具体的な遊びを通して実感へと変わってきました。
メインストーリーのように目的地へ向かうのではなく、気になった場所へ足を運び、目に入ったものをきっかけに寄り道していく積み重ねによって、龍栖村は単なるクエストの舞台ではなく、人々の暮らしと「生活感」が息づく場所として感じられました。
◆「いくつもの『顔』で、都市を生きる」体験の広がりに期待
今回の先行プレイで印象的だったのは、『無限大ANANTA』が広大な都市をただ自由に歩き回るだけのオープンワールドではなく、世界を「どう過ごすか」まで含めて体験として作り込んでいることです。
緊張感のあるステルスからダイナミックな脱出劇へと展開するストーリー体験もあれば、龍栖村を歩きながら人々の暮らしや文化に触れ、気になった場所へ寄り道する自由探索もある。
『無限大ANANTA』は、PS5/PC/スマホ向けに2027年1月15日配信予定。基本プレイ無料のアイテム課金制です。


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