東京, 2026年8月20日 - (JCN Newswire) - 三菱重工グループの三菱重工冷熱株式会社(以下MJR、社長:岡野 伸泰、本社:東京都港区)は、自然冷媒である窒素(N2)を採用した、超低温領域まで対応可能な小型ブライン冷凍機「N-ブレス®」(注1)を開発し、2027年4月より販売を開始します。窒素は、オゾン層破壊係数(ODP)(注2)および地球温暖化係数(GWP)(注3)がゼロの自然冷媒のため、オゾン層保護と地球温暖化防止に貢献します。
N-ブレスは、MJRが長年にわたり研究開発を重ねてきた空気冷媒サイクルの採用により、マイナス40℃からマイナス100℃までの超低温領域に幅広く対応可能であり、独自の技術(特許出願中)で、優れた負荷追従性を実現しています。このため、医療・医薬、ケミカル、半導体分野におけるプロセス冷却や、航空・宇宙・自動車分野における環境試験など、さまざまな分野・用途での活用が期待されます。
さらに、本機は小型・モジュール化設計を採用しており、省スペース化とバックアップ性の向上を実現しています。これにより、従来の大型機が抱えていた設置上の制約や設備停止リスクを低減します。また、冷媒に窒素を使用しているため、環境負荷が低く、人体にも安全。加えて、高圧ガス保安法の適用外であることから、保守・運用が容易です。
搭載した小型電動ターボは、MHIETがターボチャージャの開発で培った空力性能向上技術(注5)や高速回転技術を活用した、高性能インペラ(注6)と超高速回転モーターを融合することで、小型軽量化と高い省エネ性能を両立しました。また、潤滑油を使わない軸受けを採用することで、定期的な潤滑油交換を不要とし、保守負担を低減できます。さらに、高い断熱性能によりマイナス100℃よりも温度の低い超低温域までの冷却にも対応しています。
三菱重工グループは、PFASフリーで、ODP・GWPゼロの自然冷媒を活用した冷却システムの普及や、高い省エネ性能を有する小型電動ターボの供給を通じ、超低温市場における環境負荷低減に貢献していきます。
URL: https://www.mhi.com/jp/news/26082001.html
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。詳しくは:三菱重工グループのウェブサイト:www.mhi.com/jp
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