元サッカーイングランド代表で、現役引退後も世界的なスターとして存在感を放ち続けているデビッド・ベッカム。その長男ブルックリンが、FIFAワールドカップ2026に関連するCMにこのたび登場し、100万ドル(1億6000万円超)の報酬を手にしたと報じられている。


 ブルックリンは今年はじめ、両親や兄弟との確執をSNSで告白し、「和解を拒否する」と明言。今回出演したCMでも、実家との対立を茶化すような内容だったことから、大きな物議を醸している。

「ワールドカップを家で見てる」意味深すぎるCMの中身

 このたび、米フードデリバリーサービス「DoorDash」のCMに登場したブルックリン。リビングで座って観戦しつつ、ワールドカップのチケットを片手に「どうして僕がワールドカップを家で観てるのか、不思議に思ってるよね」と語り始める。

 そこにDoorDashの配達員が到着すると、不敵な笑みを浮かべながら「チケットがない、ってわけじゃない」「話せば長くなる」などとカメラに向かって話し、玄関へ。そしてDoorDashのバッグを渡されると、自分が持っていたチケットを入れ、「これは誰かにあげて」と言って配達員に託すという構成になっている。

 DoorDashは、米国、カナダ、メキシコで共同開催中のサッカーFIFAワールドカップ2026の公式サポーターとして、観戦チケットをプレゼントする大型キャンペーンを開始。ブルックリンを起用して、インパクト絶大な広告を打ったのだ。

「家族との複雑な事情により、家で観戦するからチケットを他の人に譲る」という設定だけでもかなり意味深だが、それ以外にも気になる演出が。CMには、テーブルの上に置かれたチケットのほか、父デビッドから贈られたものに似た超高級腕時計などが意図的に映り込むシーンも含まれている。

家族全員が深く傷ついている

 英サッカー界の元スーパースターである父デビッド、元人気アイドルで現在はファッションデザイナーとして活躍する母ヴィクトリアを両親にもち、世界有数のセレブ一家で育ったブルックリン。

“リッチでハッピーな仲良し家族”として知られていたベッカム家に異変が起きたのは、彼が2022年に米モデルで資産家令嬢であるニコラ・ペルツと結婚してから。当初、「ブルックリンは“逆玉の輿”に乗った」ともいわれ、世間から祝福を受けていたが、ほどなくしてビクトリアとニコラの嫁姑問題が取り沙汰されるようになった。

 夫婦はいつしか家族の集まりにも参加しなくなり、ベッカム家と疎遠に。
そして今年1月、ブルックリンがインスタグラムで両親や兄弟との確執を告白したうえで、「家族との和解は望んでいない」と明言した。

ベッカム家長男、家族の“泥沼の確執”をネタにしたCMで1億6...の画像はこちら >>
 こうした深刻な家族の対立をネタにして、高額な広告収入を得ていることには大きな反発も。ネット上では「プライバシーや平和を望んでいると言いながら、ベッカムという名前や家族のゴタゴタを利用して金儲けしている」といった厳しい意見が相次いでいる。

 両親に近い関係者も、英紙『ザ・サン』の取材に対し、「胸が張り裂けるような家族の状況を茶化して金儲けの道具にするのは筋が通らない」とコメント。家族全員が深く傷ついていることを明かした。

 また、父親がかつて輝かしい功績を残したワールドカップでひと稼ぎしたブルックリンの姿勢にも批判が集まっている。

父の晴れ舞台にも姿を見せなかった長男

 そんなブルックリンの父デビッドは、ロサンゼルスで6月12日に開催された米国―パラグアイ戦をスタジアムで生観戦。妻ビクトリア、世界的スター俳優のトム・クルーズと肩を並べて試合を観戦する姿がキャッチされ、大きな注目を集めた。

 そしてデビッドをめぐり、もう一つ話題を呼んだのが、ハリウッドの「ウォーク・オブ・フェイム」の殿堂入りを果たしたこと。ウォーク・オブ・フェイムとは、エンタメ界で大きな功績を残した人物やキャラクターに贈られる名誉で、名前が刻まれた星型のプレートがハリウッドの歩道に埋め込まれる。

 サッカー界のレジェンドであるメッシも所属する米サッカーチーム「インテル・マイアミCF」の会長兼共同オーナーを務めているデビッド。アメリカでのサッカー人気拡大に大きく貢献した人物であると同時に、ファッション、広告、映像作品など幅広い分野での影響力が評価された。

「ウォーク・オブ・フェイム」の式典は、FIFAワールドカップ2026アメリカ大会の開催初日という象徴的なタイミングで行われ、ハリウッドの友人としてトムが出席したほか、妻ヴィクトリア、次男ロメオ、三男クルス、長女ハーパーらベッカム家の面々がお祝いに駆けつけた。


14歳の妹がひとりで兄の自宅を訪問したが……

 けれども、長男ブルックリンと彼の妻ニコラはその場にいなかった模様。2人は現在、ロサンゼルスに住んでおり、自宅はハリウッドの「ウォーク・オブ・フェイム」から離れた場所ではないそう。会いに行こうと思えば、行けたはずだが……。

 実は式典が行われた直後には、ベッカム家の14歳の長女ハーパーが、ブルックリンの自宅に手紙を届けたことが明らかに。ただこのとき、ブルックリンは妻と一緒にニューヨークに滞在しており、不在だったそうだ。

 かつて超仲良しだった兄と家族の関係をなんとか修復したい。そんな思いから、事前に約束はしていなかったものの、ブルックリンの家をひとりで訪れたというハーパー。

 けれども結局、兄と会うことはかなわず、手紙だけを置いて、その場を後にする様子が目撃されている。英紙『テレグラフ』などの現地メディアによると、ハーパーの訪問についてブルックリン側は「カメラ向けの演出」と両親を非難しているいう。

 ちなみにDoorDashのCMでは、未開封とみられる手紙がテーブルの上に置かれているシーンも出てくる。これは、ハーパーが届けた手紙を暗に示したものではないか、といわれている。

<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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