入退室管理・ビル管理・エネルギー管理を統合し、AI活用型ビルマネジメントへの進化を加速

2026年8月25日
株式会社日立製作所
株式会社日立ビルシステム

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202608254657-O1-MLdl8YiV

BuilMiraiの段階的進化:人・設備・エネルギーをつなぎ、AI活用による継続的な価値創出へ

 

 株式会社日立製作所(以下、日立)と株式会社日立ビルシステム(以下、日立ビルシステム)は、ビルDXを支えるデジタルサービス「BuilMirai」のサービス体系を拡充し、「スマート入退室管理サービス」「スマートビル管理サービス」「スマートエネルギー管理サービス」を順次提供開始します。

 

 近年、ビルを取り巻く環境は、少子高齢化に伴う人手不足、脱炭素社会への対応、設備管理業務の高度化など、大きな変化を迎えています。
また、ビル利用者の快適性やウェルビーイングの向上に加え、データセンターをはじめとするミッションクリティカル施設では、より高度な運用効率やレジリエンスの確保が求められています。さらに、多様な働き方やテナントニーズの変化に伴い、ビルには安全・快適・省エネルギーを両立しながら柔軟に運営できる仕組みが求められています。こうした変化に対応するためには、人・設備・エネルギーに関するデータを個別に管理するのではなく、統合的に活用することが重要になっています。

 

 日立と日立ビルシステムは2025年10月、プロダクトの豊富なインストールベース(デジタライズドアセット)のデータに日立のドメインナレッジと先進AIを組み合わせた次世代ソリューション群「HMAX for Buildings」の中核となるデジタルサービスとして、BuilMiraiをas a Service型で提供開始しました*1。BuilMiraiは、人・設備・エネルギーに関するデータをつなぎ、ビル運営の効率化や高度化を支援するデジタルサービスとして発展を続けており、今回のサービス拡充はその進化を加速する取り組みです。

 今回のサービス拡充によりBuilMiraiは、従来個別に管理されてきた入退室、設備、エネルギーに関する情報をクラウド上で統合し、人・設備・エネルギーをデータでつなぐ共通デジタルサービス基盤へと進化します。これにより、ビルオーナーや管理者は複数のシステムを個別に運用することなく、ビル運営に関する状況を一元的に把握し、データに基づく迅速な意思決定を行えるようになります。

 また、今回のサービス拡充は、日立と日立ビルシステムがこれまで提供してきた設備管理・エネルギーマネジメント領域のサービスや機能をBuilMiraiへ順次統合し、導入後も機能を追加・更新しながら価値を高めていくサービスモデルとして、継続的な機能進化を可能とする共通デジタルサービス基盤への転換を進める取り組みです。今後は、入退室、設備稼働、エネルギー利用などのデータをBuilMirai上で連携させ、AIを活用した設備予兆診断やエネルギー最適化など、より高度なビルマネジメントへと発展させていきます。

*1 2025年9月29日ニュースリリース「ハーモナイズドソサエティを起点にビルの価値を進化させる日立のデジタルサービス『BuilMirai』をas a Service型で提供開始」

 https://www.hitachi.com/ja-jp/press/articles/2025/09/0929a/

 

今回提供開始するサービスについて

 BuilMiraiでは、人・設備・エネルギーに関するデータをつなぐため、以下の3サービスを提供します。3サービスは、個別に利用できるだけでなく、BuilMirai上で連携しながら、ビル運営の効率化や高度化を支援します。スマート入退室管理サービスを皮切りに、2026年8月以降、順次受注開始する予定です。


■スマート入退室管理サービス(Security)

スマートフォンやICカードを活用した入退室管理サービスです。利用者ごとの通行権限管理やエレベーター連携などを実現し、利便性とセキュリティを両立します。人の移動や利用状況に関するデータを蓄積し、利便性向上や運営効率化に活用します。

 

■スマートビル管理サービス(Facility)

設備の稼働状況や警報をリアルタイムに監視し、スマートフォンやWebブラウザから複数拠点を一元管理できます。さらに、日立ビルシステムの管制センターとの連携による監視・一次対応サービスなどを通じて、管理業務の効率化と運営負荷の軽減を支援します。

 

■スマートエネルギー管理サービス(Energy)

エネルギー利用状況の可視化や分析、レポート作成を支援します。エネルギーマネジメントダッシュボードの刷新やZEB関連レポートへの対応により、お客さまの省エネルギー活動や脱炭素経営の推進を支援します。

 

BuilMiraiの進化と今後の展開

 日立と日立ビルシステムは2025年10月、BuilMiraiをas a Service型のデジタルサービスとして発展させ、ビル設備、管理者、利用者をデータでつなぐ取り組みを開始しました。以来、日立の米国子会社であるGlobalLogic Inc.との協創によるデジタルエンジニアリングの推進や、2026年7月に発表したインドのBuilMiraiエクスペリエンスセンターを通じたグローバルでの顧客接点強化*2など、サービス進化に向けた取り組みを進めています。

 今回のサービス拡充は、入退室管理や多拠点監視を実現したIoTプラットフォームとしてのBuilMiraiから、人・設備・エネルギーに関するデータを統合的に活用し、ビル運営全体を支える共通デジタルサービス基盤へと進化する取り組みです。人・設備・エネルギーのデータをBuilMirai上で連携させることで、業務効率化や運営負担の軽減、脱炭素化への対応を支援するとともに、AI活用に向けたデータ基盤を整備します。

 今後は、人・設備・エネルギーのデータ連携をさらに進化させ、AIを活用した設備予兆診断、設備停止抑制、電力供給制御、エネルギー最適化などの高度な機能を順次拡充していきます。
BuilMiraiは、ビル運営の状況をリアルタイムに把握し、課題を先回りして検知・最適化するAI活用型ビルマネジメント基盤へと進化を続けます。さらに、オフィスビルに加え、データセンターなどミッションクリティカル施設への展開を進めることで、グローバルにサービスを拡大するとともに、将来的には、社会インフラを支える多様な施設・現場業務への応用も見据え、現場業務の高度化に貢献していきます。

 日立は、BuilMiraiを通じて、ビルの運用効率、環境性能、レジリエンス、利用者の快適性を継続的に高め、持続可能で価値の高いビル運営の実現に貢献していきます。

*2 2026年7月21日ニュースリリース「日立がインドにBuilMiraiエクスペリエンスセンターを開設」

 https://www.hitachi.com/ja-jp/press/articles/2026/07/0721c/

 

 日立のコネクティブインダストリーズ(CI)セクター アーバンソリューション&サービスビジネスユニットは、プロダクトの豊富なインストールベース(デジタライズドアセット)のデータにドメインナレッジと先進AIを組み合わせた次世代ソリューション群「HMAX for Buildings」に注力しています。フィジカルAIのリーディングカンパニーをめざし、これらをコアとする「ファシリティサービス」の提供を通じて、お客さまのライフタイムバリューを最大化し、グローバルに産業を変革することで、豊かな社会の実現をめざします。

 

商標注記

・「BuilMirai」は、株式会社日立製作所の登録商標です。

・記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

 

日立ビルシステムのWebサイト

https://www.hbs.co.jp/

 

BuilMiraiのWebサイト

https://www.hbs.co.jp/products/builmirai/

 

Hitachi Social Innovation Forum 2026 JAPANでの紹介について

 本サービスは、日立が2026年9月3日(木)~4日(金)に開催する「Hitachi Social Innovation Forum 2026 JAPAN」において、ご覧いただけます。

展示会場の「EX40 : データ×AIで実現するビルの価値と人々のウェルビーイング向上」にてご紹介する予定です。

 詳しくは、公式サイト(https://www.service.event.hitachi/regist/)をご覧ください。

 

日立製作所について

 日立は、IT、OT(制御・運用技術)、プロダクトを活用した社会イノベーション事業(SIB)を通じて、社会インフラをデジタルで革新し続けるグローバルリーダーをめざし、環境・幸福・経済成長が調和するハーモナイズドソサエティの実現に貢献します。デジタルシステム&サービス、エナジー、モビリティ、コネクティブインダストリーズの4セクターに加え、新たな成長事業を創出する戦略SIBビジネスユニットの事業体制でグローバルに事業を展開し、Lumadaをコアとしてデータから価値を創出することで、お客さまと社会の課題を解決します。
2025年度(2026年3月期)売上収益は10兆5,867億円、2026年3月末時点で連結子会社は606社、全世界で約29万人の従業員を擁しています。詳しくは、www.hitachi.com/ja-jp/をご覧ください。

 

■お問い合わせ先 

  株式会社日立ビルシステム カスタマーサポートセンター

  0120-7838-99(フリーダイヤル) 
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