【那覇】那覇市辻にある創業78年で沖縄最古の料亭那覇は6月27日、玉木流琉装からじ結い研究所の玉城靜江二代目宗範(75)を招いて琉球舞踊のからじ結い講座を開いた。「歴史のある料亭にふさわしく、沖縄の伝統文化や芸能の発信地にしたい」と、宮城流豊舞会教師で同店に勤める髙里風花さん(30)が企画した。
約40人が参加した。(社会部・西口優子)

玉木流琉装からじ結い研究所の玉城靜江二代目宗範(手前左)の指導を受けながら「返し結い」を練習する参加者=6月27日、那覇市辻・料亭那覇

 玉城二代目宗範がからじ結いの中でも基本的な「かつら結い」と「返し結い」を実演。返し結いをできる人は少なくなっているといい、参加者たちは熱心に説明を聞き、動画に収めていた。
 琉球舞踊のからじ結いには、貴族の女性が結う「首里結い」や町方の女性の間で結われた「那覇結い」、辻の遊女たちが結っていた「辻結い」、農村部の女性などが結っていた「民結い」などがあり、役柄によって決まっていたという。

からじ結いを練習する参加者たち

 県立芸大4年の大城千夏さんは、10年ほど前から琉球舞踊を習っている。自分で髪を結う機会が増えてきたため、友人と参加した。「返し結いはめったに習う機会がなく、貴重な経験になった」と満足そうだった。
 琉装レンタル業のスタッフとして客の着付けや髪結いをするという立道陽子さん(50)は「実際にマネキンで結ってみると難しかった。練習してできるようになりたい」と話した。
 8月30日には2回目の講座を予定している。参加費は食事付きで4500円。食事は午前11時半から。
講座は午後1時から。問い合わせと申し込みはインスタグラムまたは、料亭那覇の髙里さん、電話070(5273)5512。
 
▼料亭那覇のインスタグラム
https://www.instagram.com/ryotei_naha?igsh=M3d5M3ExYnBhMDUx
 
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