◆米大リーグ ナ・リーグ―ア・リーグ(14日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク)

 ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)が14日(日本時間15日)、1年目で初選出されたオールスターに3―0の7回の一塁守備から途中出場し、4―0の9回先頭で打席に立ったが空振り三振で夢の祭典を終えた。

 村上は「すごく楽しかったです」とオールスターを振り返りながら、空振り三振に倒れた打席は「初めてこういう舞台で素晴らしいピッチャーと対戦できたことがすごくうれしかったですし、楽しかったです」と充実感たっぷりの様子だった。

最後につかんだウィニングボールについては「監督に渡しました」と明かした。

 日本人選手では07年に球宴史上初のランニング本塁打を記録したイチローマリナーズ)、24年大谷翔平ドジャース)以来史上3人目の球宴アーチの期待がかかる中、剛速球右腕のミラー(パドレス)と対戦。100・3マイル(約161・4キロ)、101・9マイル(約164・0キロ)は2球連続で空振りし、102・2キロ(約164・5キロ)はボールだったが、101・7マイル(約163・7キロ)もフルスイングしたが空振り三振に倒れた。

 ルーキーながらリーグ一番乗りで20号に到達するなどの衝撃を残し、01年イチロー(マリナーズ)、03年松井秀喜(ヤンキース)、08年福留孝介カブス)に次いで4人目となる1年目での球宴出場を果たした。13日(同14日)にはホームランダービーに出場。日本人選手では21年の大谷翔平(当時エンゼルス)以来2人目で、日本人初優勝の期待もかかったが、1本差で第1ラウンド敗退となっていた。

 試合序盤には、オールスターを中継したTBSで解説を務めた松井氏から電話を受け、ベンチで応対。「直訴してでも出てください」と“指令”を受ける一幕もあったが、無事に出番も巡ってきた。松井氏は村上の打席を「ストレート3球フルスイングしてよかったんじゃないですか」とねぎらっていた。

 この日の昼過ぎにはオールスター前恒例のレッドカーペットショーに初めて参加し、白のジャケットに黒色のネクタイを締め、下はダメージデニムという姿で登場した。追加でオールスターの選出が決まった村上は「おととい、エージェントの方が持ってきました」と急きょ用意したものだったと明かし、「デニムをはいて、白いジャケットを着たところですかね」とファッションポイントを説明しながら「すごく熱気があって、すごくうれしいです」と笑顔を見せた。

 オールスター本戦に向けては「出場するかどうか分からないですけど、出場できた時はしっかりフルスイングして頑張りたいなと思います」と語っていた。

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