◆米大リーグ ブルージェイズ1―0ホワイトソックス(18日、カナダ·トロント=ロジャーズセンター)

 ブルージェイズは、主砲V·ゲレロ内野手(27)が2安打の活躍。4回に中越え二塁打で出塁し、スプリンガーの中前安打で先制のホームを踏んだ虎の子の1点を守り切り、完封勝ちして後半戦初勝利をあげた。

試合前には1992年、93年のワールドシリーズ連覇を記念する銅像が公開され、殿堂入りのP·ギリック元GM、当時の指揮官C·ガストン元監督、1993年ワールドシリーズMVPを獲得した殿堂入りの好打者P·モリター氏を始めV戦士が集結し、晴れやかなセレモニーが行われた中、フランチャイズ·プレーヤーのゲレロが、存在感を発揮した。

 「(先発の)ビーバーが好投し、いい試合だった。自分自身もハードコンタクトができて、感触は良くなっている。きょうは、球団にとって特別なお祝いの日。偉大なOBたちが見守る中で勝つことができたのが何よりだ。彼らが来てくれて士気が上がったと思う。」とゲレロ。今季は、膝の負傷などにも苦しみ、ここまで本塁打6本と持ち前のパワーが影を潜めているが、前日の後半戦開幕戦から2試合連続安打と復調の兆しをみせている。

 試合前は、始球式を務めたガストン元監督に、この日のために特別に仕立てた青いホームランジャケットを進呈。「ワールドシリーズを1つ勝つことさえ、とんでもなく難しいこと。2年連続で達成するなんて、想像もできないほど凄いこと」とOBへのリスペクトを口にした。

  チームはア·リーグ東地区最下位に沈むが、ワイルドカード(WC)争いでは3ゲーム差。その位置づけについて、ゲレロは「手応えはある。

皆分かっていると思うが、今年はけが人も多く大変なシーズンなんだ。でも、1試合1試合を大事にして着実に前に進めている。私たちは(ワールドシリーズで敗戦した去年から)学びがある」と、悲観していない。昨季のポストシーズン進出による疲労もあってか、前半戦は苦戦したが、ルーキー·岡本和真内野手の加入もあって、何とか持ちこたえているブルージェイズ。1―0の完封勝利で、ワイルドカードはまだまだ射程内。昨季のア・リーグ王者が、後半戦に猛チャージを掛ける。

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