◆サッカー北中米W杯▽決勝 スペイン―アルゼンチン(19日、ニューヨーク・ニュージャージー競技場)

 北中米W杯の決勝が行われ、FIFAランク1位のアルゼンチン代表と同2位のスペイン代表が対戦。0―0のまま突入した延長後半1分、スペインがついに先制に成功した。

ウィリアムスがヘディングで落としたボールを、トレスが豪快に蹴り込んだ。

 史上3チーム目の2連覇を目指すアルゼンチン代表は、準決勝イングランド戦から先発3人を変更した。10年南アフリカ大会以来、2度目の優勝を目指すスペインは、準決勝フランス戦と同じ11人が先発した。スペインは公式戦37戦無敗(28勝9分け)と驚異的な記録をキープ。今大会は7試合わずか1失点と堅守を誇る。

 前半5分、スペインは19歳のFWヤマルがMFオルモからのパスを受け、右サイドから左足でシュートを放つも、GKのE・マルティネスに防がれた。決勝戦らしい緊張感ある試合が続き、両軍これといったチャンスがないまま、ハイドレーションブレイクを迎えた。同39分、スペインは中央をパス交換で崩し、FWオヤルサバルが左足でシュートを放ったが、GKにキャッチされた。

 今大会8得点の“神の子”メッシを擁するアルゼンチンは、スペインにボール保持を許す苦しい展開も、粘り強い守備で前半を0―0で終えた。アルゼンチンは前半、シュートはゼロだった。

 後半に入ってもスペインが試合を有利に進める。後半30分過ぎからは猛攻を仕掛け、ゴールに迫ったが、アルゼンチンが何とか耐えた。

後半のアディショナルタイムに、アルゼンチンに痛恨の退場者が発生した。同4分、強度の高い守備で中盤を支えてきたMFフェルナンデスが、スペインDFクバルシと激しく接触。フェルナンデスにこの日2枚目のイエローカードが提示された。フェルナンデスは判定に不満げな表情を見せていたが、判定は覆らず。GKのE・マルティネスの好セーブもあって0―0のまま延長戦突入となったが、アルゼンチンは残り30分間を数的不利で戦うことになった。 

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