◆第108回全国高校野球選手権西東京大会 ▽4回戦 八王子実践9―8日大鶴ケ丘(18日・府中市民)

 第4シードの八王子実践が9回4点差をひっくり返し、強豪の日大鶴ケ丘に逆転勝ちした。

 3―7の9回に先頭から4連打などで2点差に迫ると、なお2死二、三塁で7番・荒木孝介(3年)が左越えに同点2点二塁打。

さらに8番・山本悠陽(2年)が勝ち越し中前打、9番・倉持友羽(3年)が中越え適時三塁打を放つなど、この回7安打を集中し、一挙6得点で逆転した。その裏、1点差に追い上げられ、なお1死満塁とされたが、エース右腕・塚原翔太(3年)がピンチをしのぎ、165球の完投。2年連続の準々決勝進出を決めた。

 9回の攻撃前、ナインに「自分たちを信じろ」と声を掛けた河本ロバート監督(40)は「彼らが持っている深いところの力が全部出たんじゃないかな。鳥肌が立つような攻撃でした」と粘りをたたえた。守りが6失策と乱れ、「見えないエラー、判断ミスを数えたら7、8個。最後の最後まで苦しかった」と漏らしたが、打線が毎回16安打で挽回した。

 これまで夏の最高は2001年の西東京4強。学校創立100周年の節目で、指揮官は「先輩たちの歴史を塗り替えようとやってきた。イコール、決勝に足を踏み入れること。先は見たいけど、見ないように、一戦必勝です」と誓った。(雑誌『報知高校野球』取材班)

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