若林は「待ち方って、決まってないの。作家さんと編集者さんのそれぞれの待ち方があるらしくて。最低でも30分以内に記者会見場にいられるようにと。めっちゃ早く決まる回もあれば、決まらない回もあるのでって。だいたい、編集者さんと喫茶店にいるとか、そんな感じだと。(マネージャーの)岡田が電話を受けて、オレに代わるってなっていたんだけど。何時間になるかわからないって聞いて。これどうしようかなって思って。その日、オレ休みだったから。家にいると、記者会見場に着かないから。佐野(徹)さんが、この『青天』を書く時にプレーの相談とかしたっていうのもあったから、佐野さんとアメフトの話をしていたら時間が経つなって」とコメント。
続けて「佐野さんに頼むのも申し訳ないなと思っていたら、佐野さんの方から『僕でよければ誘ってください』みたいなLINEがきて。
その上で「岡ちゃんがついてきてくれて、佐野さんも来てくれる。サトミツ(佐藤満春)も。あと、安島(隆)さんが前日くらいに『キャッチボールして待つって聞いたんだけど、オレも行っていいですか?』って。結局、そのメンバーで…」と独特な過ごし方を振り返りながら「オレも、もう汗だくでさ…」と、合宿さながらのハードな模様だったと回顧。実際に結果の報告を受けた後の周囲の反応についてもトークしていた。
さらに「(発表後)オレ、写真撮りたいって言ったの。このメンバーで。
「直木賞」の候補には、朝倉かすみ「けんぐゎい」、蝉谷めぐ実「見えるか保己一」、凪良ゆう「多類婚姻譚」、原田ひ香「#台所のあるところ」、若林「青天」。65歳の朝倉は3回目、53歳の凪良は2回目、33歳の蝉谷と56歳の原田と47歳の若林は初候補だった。
番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。
■第175回直木三十五賞 候補作(出版社)※作者五十音順・敬称略
朝倉かすみ(あさくらかすみ)「けんぐゎい」光文社
蝉谷めぐ実(せみたにめぐみ)「見えるか保己一」KADOKAWA
凪良ゆう(なぎらゆう)「多類婚姻譚」講談社
原田ひ香「#台所のあるところ」文藝春秋
若林正恭「青天」文藝春秋
■選考委員
【直木賞】
浅田次郎、角田光代、京極夏彦、桐野夏生、辻村深月、林真理子、三浦しをん、宮部みゆき、米澤穂信
■『青天』あらすじ
総大三高の「アリ」こと中村昴が所属するアメフト部は、万年2回戦どまり。相手校の練習を隠し撮りして迎えた高3の引退大会では、強豪・遼西学園に打ち砕かれた。引退後、みなが受験に向かうなか、勉強にも気持ちが入らず、不良になる覚悟もないまま宙ぶらりんの日々を過ごす。

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