沖縄県内で今年上半期の刑法犯認知件数が5911件に上り、昨年同期より915件増と大幅に増えていることが県警生活安全企画課のまとめで分かった。そのうち、窃盗犯が3478件と約6割を占めた。
特にオートバイ盗難が368件で、既に昨年1年間の件数を上回っている。

(資料写真)沖縄県警本部

 同課によると、那覇市や豊見城市など本島中南部の大通り沿いや繁華街での盗難被害が倍増している。被害車種はスズキのアドレスV125が全体の約52%を占めており、同じ車両を持つ人に注意を呼びかけている。濱元朝英次席は「チェーンロックなどでツーロック(二重施錠)を心がけてほしい」と警鐘を鳴らした。

県内の刑法犯認知件数

 バイク盗難が増えている理由について県警は「確認中」としつつ、複数の捜査関係者は少年による犯行の可能性を指摘する。ユーチューブや交流サイト(SNS)でバイクの解錠方法の動画を見て悪用しているとみる。ある幹部は「SNSが普及して、専門的な知識を簡単に得られる側面があるのではないか」と話した。
 刑法犯認知件数は2002年の2万5641件をピークに21年まで19年連続で減少。コロナ禍が治まり22年から増加傾向にある。今年は上半期でコロナ禍の21年の総件数(5833件)を上回っている。(社会部・對島由騎)
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沖縄県内でオートバイ盗難急増 「アドレスV125」が被害の半数超 県警「ツーロックを」
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