県は4日、国内初のジュース加工専用パイナップル「沖農P22」が5月22日付で品種登録されたと発表した。一般的に県産パインジュースに使用される加工・生食兼用品種「N67-10」と比べ、果肉が濃い黄色でジュース加工時の果汁色が良く、16~17度と糖度の高さが特徴。
県の登録品種としては9品種目となる。
 沖農P22は、2000年に県農業研究センター名護支所が果肉の黄色い品種と収穫期が早い品種の二つを交配して誕生。04年以降、食味の良さや果実の大きさ、苗が複数取れるかなどの評価を基に選抜を繰り返し、品質が良く、栽培のしやすい個体を特定した。
 「N67-10」と比べ、平均糖度が3度高く、収穫開始時期が通常より1カ月早い6月下旬で県の既存8品種の中で最も早い。一方、果肉に病害が発生することがあり、生食用ではなく、加工専用で農林水産省に品種登録を出願していた。県は加工施設を持つ生産者や団体への普及を目指し、希望者に説明会を開き、栽培につなげる。(政経部・仲田佳史)
高い糖度で色鮮やか 国内初のジュース加工専用パイン「沖農P2...の画像はこちら >>
編集部おすすめ