今作は内田とのダブル主演。環境も歩んできた人生も異なる歳の差の男女が、静かに惹かれ合いながら人生で最も激しい恋へと導かれていく姿を描くオリジナル作品。「ラストノート」とは香水の最後に残る香りを意味する。そんな香水の最後に残る特別な余韻“ラストノート”のように、今までしまっていたはずの想いが香り、大人の純愛を映し出す。寺西は澄晴、内田は葵を演じる。
■自分で諦めてしまう澄晴に共感
――撮影現場の雰囲気はいかがでしょうか
冗談を言い合うような、すごく温かい環境で撮影させていただいています。3時間巻くような順調な日もあるような現場です。
――澄晴を演じる面白さや難しさはどこに感じますか
1話や2話あたりでは、ある種諦めていて、自分の気持ちにふたをしていて、本当の思いを隠しながら生活しています。「お芝居上でもお芝居している」という感覚が面白さでもあり、大変さでもありましたが、葵さんと出会って本当の自分を取り戻していく過程が演じていてすごく楽しいです。
■“殻を破ること”を意識して演じる
――変化していく澄晴をどのように意識して演じていますか
(女性を)落とそうとするスイッチを入れている瞬間が、「演じている」という感覚が大きいです。「本来の自分を取り戻していく」というところで言うと、対女性だけじゃなく、お父さん(樋口眞澄/佐々木蔵之介)との関係にも関わるので、だんだんと殻を破っていくところは意識しています。
――葵のセリフで刺さったものはありますか
澄晴だったら「必死に生きてみなさいよ」というセリフが、ある意味刺さると思います。
――澄晴に対しては「もっと頑張れ」と思うことはありますか
「はっきりしろよ」と思うことがあります。何歳も下のマネージャーさんがモニターの前で、澄晴に対してすごくキレているらしいです。対女性や対彼女に関して、あとはシンプルに人を騙しているので、そのようなところに怒っていると思います。
■初共演の父役・佐々木蔵之介にギャップ感じる
――好きなシーンやセリフはありますか
初共演の蔵之介さんとのシーンです。蔵之介さんは澄晴の父親を演じるのですが、共演するシーンは身が引き締まる瞬間です。そもそも澄晴の人格が形成されていったのは、お父さんとの出来事がすごく大きいです。お父さんとのシーンは、演じていてとても集中します。でもカットがかかったら、本当に素敵な優しい蔵之介さんでプライベートなお話もさせていただくので、すごく楽しいですね。あんな怖い役なのに、カメラが回っていないととてもフランクで気さくな方です。
■事務所の後輩・嶋﨑斗亜が澄晴の高校時代を演じることに感慨
――事務所の後輩・嶋﨑斗亜さんが高校時代を演じることについては、どのように思われましたか
「あんなにかわいくて派手な顔の子が僕になるのか?」という疑問はありますが、撮影に入る前に、同じ舞台に出演していたので、それもご縁だなと思います。また、自分が演じる役の高校時代を、同じ会社の後輩が演じてくれるのはうれしいです。
――澄晴を演じることに対しては、嶋﨑さんと何かお話されましたか
一緒に撮影することがなかったので、あまりないです。僕が撮影に入る時に、ちょうど別の撮影で来ていたので少し話したぐらいです。それ以来会えていないですが、演じている姿を見ることがとても楽しみです。
■ステージから見る景色に心惹かれる
――台本にはきれいなピオニーの写真があり、作品の中でも葵がピオニーの絵画に惹かれるシーンがあります。寺西さんは、どのようなモノや景色に惹かれますか
いまはグループのツアー中なのですが、ステージに立った時の景色は何ものにも代え難いです。僕がこの仕事をしたいと思い始めたきっかけでもあるので、ステージから見る景色は一生忘れられないです。

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