作家・東野圭吾さんが、7月23日未明に大腸がんのため死去した。享年68。
27日に講談社が発表した。東野さん原作のドラマ『新参者』で主演を務めた阿部寛(62)は追悼コメントを出した。

 同社は「東野圭吾さん ご逝去のお知らせ」と題した文書を公表し、「作家・東野圭吾さんが、7月23日未明、大腸がんのため逝去されました。享年68」と報告。葬儀は家族葬で執り行われたとし、「ご家族への取材等はお控えくださいますようお願い申し上げます」と呼びかけた。また、香典や供花、弔電は辞退するとし、お別れの会については決まり次第案内するとしている。

 2010年にTBSで放送された『新参者』で主演を務めた阿部は「東野圭吾さんの訃報に接し、深い悲しみを感じています。『新参者』に出演できたことは、私の俳優人生における大きな転機となりました。東野さんとのご縁に、心から感謝しています。謹んでご冥福をお祈りいたします」と追悼コメントを出した。

 東野さんの作品は他にも、数多く映像化されている。『秘密』(1998年)は広末涼子が主演を務めて映画化された。
『白夜行』(99年)は2006年にテレビドラマ化。11年に日本で映画化された。テレビドラマは綾瀬はるか山田孝之、映画は堀北真希高良健吾が演じた。

 直木賞に選ばれた『容疑者Xの献身』は08年にテレビドラマ『ガリレオ』の劇場版として映画化。福山雅治柴咲コウらが演じた。『流星の絆』(08年)は二宮和也がテレビドラマで主演を務めた。

 『マスカレード・ホテル』(11年)は木村拓哉が主演を務め、長澤まさみも出演した。9月4日からは松村北斗今田美桜のW主演で、東野さん原作の『白鳥とコウモリ』が公開予定となっている。

 東野さんは1985年9月刊行の『放課後』でデビュー。8月5日刊行予定の最新刊『永遠の記憶』(文藝春秋)を含め、著書は共著を除いて106冊にのぼる。
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