難波は大学在学中にプロミュージシャンとしての活動をスタートし、1976年に金子マリ&バックスバニーのメンバーとしてシングル「あるとき」でレコードデビュー。1979年には初のソロアルバム『センス・オブ・ワンダー』をリリースし、以降、キーボード奏者、作曲家・編曲家として第一線で活動を続けている。
今回発売されたのは、キングレコード盤『夏への扉 ~ 難波弘之アンソロジー』と、ソニー・ミュージックレーベルズ盤『シルバーグレイの街 ~ 難波弘之アンソロジー』の2作品。難波のキャリアから選りすぐった楽曲に加え、ボーナストラックとして未発表ライブ音源も収録されている。
さらに、1970年代からライブやレコーディングで活動をともにしてきた山下から特別コメントが到着。難波がシティポップの文脈で新たな注目を集める中、50年にわたるキャリアと幅広い音楽性について言葉を寄せた。
また、ベーシスト・鳴瀬喜博と難波の対談も、キングレコードによるアーカイヴプロジェクト『SOUND FUJI』、およびソニーミュージックによる“大人向け”サイト『otonano』にて、それぞれ公開中。難波のレコードデビューのきっかけを作った鳴瀬とともに、1970年代当時の日本のミュージックシーンなどを振り返っている。
■山下達郎 コメント
我々の世代にとっての洋楽初体験は、ラジオや音楽雑誌メディアから流れてくる、多分に偶発的で雑多な情報によるものでした。それゆえに、優れた技能を持つ演奏者にとっては、広範で多彩なスタイルを習得できる恵まれた土壌ともなり得ていました。難波くんはその典型です。彼にとってはプログレもシティ・ポップも、技術的な両立はたやすいことでした。


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